瀬戸麻衣
瀬戸 麻衣（せと まい）
瀬戸麻衣は2005年3月23日生まれの日本のプロ雀士であり、現在は日本プロ麻雀連盟に所属しています。彼女はその才能と努力によって急成長を遂げており、競技麻雀界で注目される存在となっています。
来歴
新潟県三条市で生まれ育った瀬戸麻衣は、ファイナルファンタジーXIV（PlayStation 4|PlayStation_4版）の「ドマ式麻雀」をきっかけにネット麻雀に興味を持ちました。さらに、彼女は人気YouTuberの須貝駿貴が麻雀最強戦2020に出場する姿を見て、ABEMAに登録。その後、Mリーグに興味を持ち、麻雀の魅力に引き込まれていったのです。
高校時代、瀬戸は指定校推薦で東洋大学の経営学部に入学し、上京しました。大学生活を送りながら、彼女はコンカフェでアルバイトをし、その後、秋葉原の雀荘「麻雀ウェルカム秋葉原店」で働き始めます。そこで、店舗にいるコスプレイヤーからプロ雀士としての道を勧められ、彼女の人生は大きく変わることになります。
紆余曲折を経て、2024年に日本プロ麻雀連盟のプロテストを受験した瀬戸は見事、トップ合格を果たします。この際、実技試験を担当した魚谷侑未から高く評価され、彼女は19歳でプロ雀士の仲間入りを果たしました。デビュー年には、第8期桜蕾戦において魚谷の推薦を受け出場し、見事に決勝卓まで進出。優勝は逃したものの、2位に輝き大きな注目を集めました。
さらに2025年9月27日には、麻雀最強戦2025「女流下克上決戦」で優勝し、プロ入り2年目でファイナル進出を果たす快挙を達成しました。この結果は、彼女の実力と努力が実を結んだ証と言えるでしょう。
挿話
興味深いことに、「瀬戸麻衣」という名前は彼女の本名ではなく、プロ雀士としての活動に必要な「麻雀ネーム」です。以前、彼女はコンカフェで働いていた際に源氏名を考え、当時のファンであったプロ雀士の瀬戸熊直樹の名前を借用しました（コンカフェでは「瀬戸猫」という名前を使っていました）。「麻衣」という名前は、彼女のアルバイト先であった雀荘によって名付けられたものです。
彼女がアルバイトをしていた「麻雀ウェルカム秋葉原店」の店長は日本プロ麻雀協会所属のヨンス（16期後期）であり、そこで働いていた影響もあり、当初は協会のプロテストを考えていました。しかし、プロになりたいと思った日がちょうどプロテストの日であったため、受験まで半年待たなければならなくなりました。その結果、瀬戸熊が所属するTEAM RAIDEN/雷電|TEAM RAIDEN_雷電のファンミーティング大会で優勝したことを契機に、彼女は日本プロ麻雀連盟への受験を決意しました。
現在でも大学には在学中であり、学業とプロ雀士としての活動を両立させる努力を続けています。
主な成績
外部リンク
瀬戸麻衣はその若さにもかかわらず、既に多くの実績を残しており、今後の活躍が非常に楽しみなプロ雀士です。
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