無明舎出版

無明舎出版は、秋田県を中心に東北地方関連の書籍を出版している出版社です。1972年に古書店として創業し、1976年に出版社として改組されました。現在は、秋田県の自然、歴史、伝承、風俗などをテーマにした書籍を年間数十点出版しており、その内容は秋田県内にとどまらず、東北地方全体に及んでいます。

出版の特徴

無明舎出版の書籍は、地域に根ざしたテーマを深く掘り下げている点が特徴です。単なる観光ガイドではなく、その土地の文化や歴史、人々の暮らしを丁寧に描いています。そのため、地元の人々だけでなく、地域に関心のある人々にも広く支持されています。

流通について

以前はトーハンを取次としていましたが、現在は地方・小出版流通センターを介して全国の書店に販売しています。また、秋田県内の書店とは直接取引を行っているほか、東北地方の他県へは地元の教科書販売会社を通じて流通させています。この独自の流通網により、地域に密着した書籍をより多くの人に届けることが可能になっています。

受賞歴

2017年には、第33回梓会出版文化賞特別賞を受賞しています。この賞は、出版文化の発展に貢献した出版社や個人に贈られるもので、無明舎出版の地域出版への貢献が高く評価されたことを示しています。

経営者について

社長（舎主）は安倍甲（筆名：あんばいこう、本名：あべはじめ）氏です。地域文化への深い造詣と熱意を持って出版活動を続けています。

無明舎出版は、地域文化の継承と発信に貢献する出版社として、今後も注目されるでしょう。

外部リンク

出版の公式サイトURL'>有限会社無明舎出版

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