熊本中央警察署

熊本中央警察署について

熊本中央警察署（くまもとちゅうおうけいさつしょ）は、熊本県の警察組織に属する重要な警察署で、熊本市の中心市街地を管轄しています。この署は、繁華街や主要な交通機関が集まる地域で市民の安全を守る中心的な役割を担っています。現在の庁舎は、著名な建築家である篠原一男によって設計され、1990年に熊本アートポリス構想のもとに建設されました。

管轄区域

熊本中央警察署の管轄区域は、主に熊本市中央区と一部の西区に広がっています。具体的には、中央区の区域のうち熊本南警察署および熊本東警察署の管轄区域を除いた部分が含まれています。さらに西区では、池亀町、池田一丁目から四丁目、上熊本一丁目から三丁目、京町本丁、津浦町、出町、花園一丁目から七丁目、稗田町が管轄されています。これらの地域は、商業施設や住居が密集しているため、警察署としての役割が特に重要とされています。

所在地とアクセス

熊本中央警察署の所在地は、熊本県熊本市中央区草葉町5番13号です。アクセスに関しては、国道3号沿いに位置し、熊本市電の水道町電停や、熊本電気鉄道藤崎線の藤崎宮前駅にも近接しています。また、九州産交バス、熊本電鉄バス、熊本都市バスの白川公園前バス停からも徒歩圏内で、市民にとってアクセスが良好な立地となっています。

沿革

熊本中央警察署は、長い歴史の中で幾度かの変遷を経ています。2017年10月1日には、警察署の再編計画に伴い熊本県熊本北警察署から名称が変更されました。この名称変更自体には、管轄区域の変更は伴いませんでしたが、2018年4月1日には熊本北合志警察署が新たに開設され、その影響で管轄区域が熊本市中央区の一部と西区の一部に縮小されました。今後予定されている2025年3月31日には、味噌天神交番が新築移転し、新屋敷交番が廃止されるという変化もあります。

交番の設置

熊本中央警察署は、小規模な交番も多数設置しています。具体的には、坪井交番（中央区坪井一丁目）、手取本町交番（中央区手取本町）、花畑交番（中央区花畑町）、京町交番（中央区京町二丁目）、子飼交番（中央区子飼本町）、味噌天神交番（中央区大江5丁目）、上熊本交番（西区上熊本一丁目）が存在しています。これらの交番は、市民に近い存在として、日常的な治安維持やトラブル対応にあたっています。

まとめ

熊本中央警察署は、熊本市の中心で重要な治安維持の役割を果たしており、地域社会とのつながりを大切にしながら、市民の安全を守るために日々努めています。今後も変化を迎える中で、地域のニーズに応じた様々な取り組みが期待されます。

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