熊本剛

熊本剛（くまもと たけし）

熊本剛は、1984年1月6日生まれ、兵庫県高砂市出身の元陸上競技選手です。専門は長距離種目で、現在はトヨタ自動車陸上長距離部のコーチを務めています。

プロフィール

出身地: 兵庫県高砂市
生年月日: 1984年1月6日
専門種目: 長距離
最終学歴: 日本体育大学卒業
所属: トヨタ自動車陸上長距離部（現コーチ）

経歴

熊本選手は、駅伝の強豪校として知られる兵庫県立西脇工業高等学校を経て日本体育大学に進学しました。大学時代は、箱根駅伝に4年連続で出場し、その全てで区間順位一桁という素晴らしい成績を収めています。各年で異なる区間を走り、その適応能力と安定した実力を証明しました。

1年次: 7区4位
2年次: 4区4位
3年次: 2区6位
4年次: 10区4位

大学卒業後は、トヨタ自動車に入社。2011年のニューイヤー駅伝では最終7区を担当し、チームを優勝に導くという大きな功績を挙げました。このレースでは、前年の優勝者である小野裕幸選手や、富士通の福井誠選手との激しい競り合いを制し、トヨタ自動車として初のニューイヤー駅伝優勝のゴールテープを切りました。2位の富士通との差はわずか1秒という、記憶に残るレースでした。また、この優勝に加えて、熊本選手自身も区間賞を獲得しています。

2014年3月のびわこ毎日マラソンはアキレス腱痛のため欠場しました。

2015年のニューイヤー駅伝で、若手中心のオーダーで挑んだトヨタ自動車が2度目の優勝を果たしたのを見届け、同年3月に現役を引退。引退後もトヨタ自動車に残り、コーチとしてチームを支えています。

主な記録

5000m - 13分54秒66（2004年）
10000m - 28分54秒88（2006年）
ハーフ[[マラソン]] - 1時間2分27秒（2007年）
* マラソン - 2時間10分13秒（2012年）

人物

小学校から大学まですべて同じ学校に通っていた北村聡選手（現サンベルクス所属）とは、深い縁があります。長年にわたり同じ環境で切磋琢磨し、互いに刺激し合いながら成長を遂げたことが伺えます。

トヨタ自動車陸上長距離部

公式サイトへのリンク

もう一度検索