熊本市立西山中学校

熊本市立西山中学校

熊本市立西山中学校（くまもとしりつ せいざんちゅうがっこう）は、熊本県熊本市中央区島崎一丁目に所在する公立中学校です。戦後の学制改革、義務教育の延長に伴う6・3制の導入により、1947年に新たに設立された熊本市立中学校9校の一つとして誕生しました。

学校の特色

本校の教育活動は多岐にわたりますが、特筆すべきは、校内に設けられた「アンネのバラ」園の存在です。このバラは、『アンネの日記』の著者として知られるアンネ・フランクにちなんで植えられたもので、平和への願いや生命の尊さを学ぶ本校の平和学習、そして人間教育の象徴となっています。

沿革

学校の歴史は、1947年の設立をもって始まります。以来、地域社会とともに歩み、教育活動を続けてきました。

生徒の活動

生徒たちは、日々の学校生活において様々な活動に取り組んでいます。

委員会活動

生徒会活動は活発に行われており、学校運営に生徒の声が反映されています。組織されている委員会は以下の通りです。

学級委員会
生活委員会
保健委員会
体育委員会
緑化委員会
美化委員会
給食委員会
図書委員会
文化委員会
放送委員会

クラブ活動

運動部、文化部ともに多くの生徒が所属し、技術や知識の向上に励んでいます。運動部には、野球部、サッカー部、水泳部、剣道部、柔道部、男子バスケットボール部、女子バスケットボール部、女子バレー部、男子ソフトテニス部、女子ソフトテニス部、男女バドミントン部、卓球部といった多様な種目があります。なお、常設の陸上部は設けられていませんが、熊本市の大会などへの参加に際しては、その年度の在校生の中から優れた記録を持つ生徒が選抜され、学校代表として出場しています。文化部では、吹奏楽部と美術同好会が活動しています。中でも吹奏楽部は顕著な実績を上げており、過去には第60回および第50回の熊本県吹奏楽コンクールで金賞を受賞するなど、高い評価を得ています。また、第33回熊本県アンサンブルコンテストにおいても、管打楽器混合八重奏で金賞を受賞するなど、輝かしい成績を残しています。

著名な卒業生

本校からは、社会の様々な分野で活躍する多くの著名人が輩出されています。主な卒業生としては、元プロ野球選手の相木崇氏、現役プロ野球選手の伊勢大夢氏、元日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏、プロレスラーの梅田公太氏、水球日本代表の塩田義法氏、元プロ野球選手の末廣五大氏、バスケットボール選手の高田慶太氏、俳優の竹財輝之助氏、俳優の古家蘭氏などが挙げられます。

周辺環境とアクセス

学校は熊本市中央区に位置し、公共交通機関によるアクセスも比較的容易です。最寄りの交通機関としては、熊本市電の蔚山町電停、および熊本都市バスまたは産交バスの「西山中学前」バス停が利用可能です。

関連項目

熊本県中学校一覧
熊本市立一新小学校
熊本市立城西小学校

外部リンク

熊本市立西山中学校 公式サイト

もう一度検索