熊本市立託麻西小学校

熊本市立託麻西小学校の概要

熊本市立託麻西小学校（くまもとしりつ たくまにししょうがっこう）は、熊本県熊本市東区御領二丁目に位置する公立の小学校です。この学校は1881年に設立され、これまで多くの変遷を経て今日に至っています。

沿革

託麻西小学校の起源は、1881年に開校した「保田校」にまで遡ります。1890年に保田窪尋常小学校と名前を改め、1902年には他の小学校との合併により広畑尋常小学校となりました。1941年には広畑国民学校と改称され、その後1947年には飽託郡広畑村立広畑小学校に改められました。1955年には現在の託麻西小学校の名称に変更され、1970年に熊本市立託麻西小学校として新たにスタートを切りました。1979年と1984年にはそれぞれ熊本市立月出小学校及び熊本市立託麻南小学校が分離設立されました。

学校行事

託麻西小学校では、年間を通じて様々な行事が行われています。1学期の4月には始業式と入学式があり、さらに歓迎遠足や学級懇談会、家庭訪問などがあります。5月には不審者避難訓練や授業参観、運動会が催され、6月には集団宿泊教室や下校訓練も行われます。7月の終業式を迎えると、一旦夏休みに入ります。

2学期は9月に始まり、特に学校開放の日などのアクティビティが行われます。10月には6年生の修学旅行や校内音楽会、11月には「託西チャレンジ祭り」が開催されるなど、地域との結びつきを感じるイベントも充実しています。12月の終業式後、3学期には卒業式に向けた重要な儀式や行事が目白押しです。

委員会活動

託麻西小学校では、児童たちの自主性を育むために様々な委員会が設置されています。これには集会委員会やグリーン委員会、美化委員会、保健委員会などがあり、児童たちは積極的に参加し、学校生活をより良いものにするための活動を行っています。過去にはベルマーク委員会や生活委員会など、時代に応じたさまざまな委員会が存在しました。

クラブ活動

クラブ活動も盛んで、サッカー、野球、バレーボール、ドッジボールをはじめ、文化系ではタブレットを使った活動やマンガ、百人一首など多岐にわたります。運動部や文化部に分かれ、それぞれが個性を発揮しながら、仲間と共に目標を達成するために努力しています。

結び

熊本市立託麻西小学校は、歴史ある公立小学校として地域に根ざした教育活動を行っています。多様な行事と活発な委員会、クラブ活動によって、子どもたちが成長しやすい環境を提供しています。今後もこの伝統を大切にしながら、地域社会とのつながりを深めていくことでしょう。

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