熊本白川教会

熊本白川教会の歴史

熊本白川教会は、熊本県熊本市中央区に位置するメソジスト系の教会であり、日本基督教団に属しています。この教会は1883年に宣教師ロングと日本人の飛鳥賢次郎によって設立され、初めての伝道活動は熊本通町の借家で始まりました。ここから教会の歴史がスタートし、弟子たちの信仰が育てられました。

1884年の3月29日には正式に教会が創立され、その後も成長を続けることになります。1893年に渡って新たに敷地を購入し、同年の12月16日には新しい会堂を献堂することに成功しました。この新会堂は地域の信者들에게とって多くの集いの場となったのです。

1908年には川瀬小太郎が牧師に就任し、その後も教会の発展に寄与しました。また、1924年にはメイベル・リー宣教師が王栄教会幼稚園を設立し、教育の場としても重要な役割を果たすことになりました。

しかし、1941年には日本基督教団に所属することが決まり、同時に熊本三年坂教会と改称されました。これは教会の信仰をより広範に受け入れるための第一歩とされました。しかし、1945年の空襲によって教会堂と牧師館が焼失するという悲劇に見舞われました。この困難を乗り越えるため、教会は一時的に王栄幼稚園で礼拝を続けました。

その後、教会は1949年に新たな教会敷地を売却し、宣教師館の跡地に新しい会堂の建設を開始しました。そして1950年には、熊本白川教会と再び改称し、新たな一歩を踏み出したのです。

熊本白川教会は、地域の共同体の中で信仰の灯火を絶やさずに、様々な困難を乗り越えてきました。教会自体の歴史は多くの信者と共に形作られ、多世代にわたって愛され続けています。現在でも、熊本白川教会は信仰の中心地として活発に活動を続けており、地域の人々にとって重要な存在となっています。

教会の公式ウェブサイトでは、最新の情報やイベントが紹介されているため、興味のある方はぜひ訪れてみてください。

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