燃えよせんみつ足かけ二日大進撃

燃えよせんみつ足かけ二日大進撃

「燃えよせんみつ足かけ二日大進撃」は、1974年4月20日から1980年4月5日まで、日本のニッポン放送で放送されていたラジオ番組です。この番組は、当時の若者文化やエンターテインメントを反映した内容が特徴で、多くのリスナーに愛されました。

番組概要

この番組は、日本大学芸術学部の学生である小森まなみがラジオデビューを果たした記念すべき番組です。また、秋元康が中央大学附属高等学校から中央大学文学部を経て、構成作家として参加することになり、彼にとってもデビューの足がかりとなりました。これにより、番組は新しい才能の発掘の場ともなったのです。

放送時間と出演者

番組は毎週土曜日の23:00から翌日曜の1:00まで放送され、せんだみつおがメインパーソナリティを務めました。その他に、小森まなみも出演し、若手のスターたちの活躍の場を提供しました。

主要なコーナー

番組は趣向を凝らしたさまざまなコーナーで構成されていました。

• - せんみつのワニワニ火の玉クイズ 23:00から放送されるクイズコーナーです。リスナー参加型のクイズが魅力でした。
• - せんみつの電話にチャレンジ 23:30から放送。リスナーが電話をかけ、挑戦するコーナーです。
• - 恐怖のせんみつニコニコドック 毎週ゲストを迎え、トークが行われる場所。ゲストにエッチな質問を含めた10から12の問いかけがあり、その後、リスナーとゲストの生電話トークも行われました。
• - ロッテ 集まれヤンヤン熱気でムンムン 1975年から始まった公開録音番組。おりも政夫が司会を担当し、リスナーとの双方向のコミュニケーションを楽しみました。
• - せんみつスタークイズ ゲストや出演者がクイズに挑戦する、スリリングで楽しいコーナーです。
• - ネンネの部屋 小森まなみがメインで進行するコーナーで、彼女の個性が光る場面が多く見られました。

内包番組

また、番組初期には「チャンチャンポップス」という内包番組がありました。この欄では、アグネス・チャンや亀渕昭信（後のニッポン放送社長）が登場しました。その後、亀渕が出演できなくなり、高嶋秀武アナが代わりに登場しました。

テーマソングと記載内容

この番組のテーマソングには「燃えよドラゴン」のメロディが用いられ、独特の雰囲気を醸し出していました。新聞のラジオ欄には「せんだみつおの足かけ二日大進撃」と公式に告知され、多くのリスナーに認識されるようになりました。

まとめ

「燃えよせんみつ足かけ二日大進撃」は、ただのエンターテイメント番組にとどまらず、若者たちの声や個性を発信する場となり、リスナーとの距離感を縮める役目も果たしました。このようにして、70年代の日本のラジオ文化を支える重要な存在だったのだといえます。今なお、その影響はリスナーの心に残り続けていることでしょう。

もう一度検索