爆獣合神ジグルハゼル

『爆獣合神ジグルハゼル』

『爆獣合神ジグルハゼル』は、メガハウスが開発した玩具および同タイトルのテレビアニメで、変形・合体の楽しさを追求したブロック玩具です。このシリーズは、バンダイの『マシンロボ ムゲンバイン』と同様に自組み立てと分解を通じた創造力を刺激します。アイテムは平成以降の歴代マシンロボシリーズと互換性があり、遊びの幅が広がります。

概要

『爆獣合神ジグルハゼル』では、模型の組み立てと分解を「自組る（じぐる）」や「爆ぜる（はぜる）」と称し、使用者が自らのアイデアで形を作り上げる過程を楽しむことが推奨されています。ジョイント軸の直径は4ミリで、これにより他のムゲンバインモデルとの合体も可能ですが、サイズの違いから正しく組み合わせないといった注意点もあります。また、2014年12月には新シリーズ『ジグルハゼルシリーズ ドッキングヘッドブロッカー』も発売されましたが、その後はシリーズ展開が終了しています。

ストーリー

物語の舞台は神秘的な技術が存在する世界です。この世界には、伝説のパーツ「ジグルハゼル」が散らばっており、特別な術を習得した者のみがその力を引き出せます。物語は、パートナーとなるメカ生命体、通称「爆獣」を従えることができる心強い少年たちが、神のパーツを探し求める冒険を描いています。彼らの前にはさまざまな試練が待ち受けており、彼らの成長と絆が試されます。

商品ラインナップ

商品は単品（ブリスターパック）と複数台のセット（ボックス）で展開されています。コアロボットの形態は「ジグルハゼルモンスター」と呼ばれ、合体後は「合神」として認識されます。シリーズの一例として、以下のアイテムがあります。

• - ハゼルセイオー: 2013年4月に発売された「西遊記」がテーマのロボット。
• - ハゼルゴクウ: 孫悟空型の爆獣で、背中のスイッチを押すと手足が分解します。
• - ハゼルサゴジョウ: 沙悟浄型で、シールドの中央を押すと刃が飛び出る機能を持ちます。
• - ハゼルハッカイ: 猪八戒型で、「巨大化ギミック」が特徴です。

これらのアイテムは合体し、ハゼルセイオーというロボット形態に変わります。また、他にもハゼルジンオーやハゼルオーダインといったさまざまなスタイルのロボットが登場しています。

テレビアニメ

このシリーズと連動したアニメは、2013年4月から放送が始まり、各キャラクターに焦点を当てたショートアニメ形式で展開されます。アニメ制作はプロダクション リードが行い、以降、様々なキャラクターのストーリーが描かれています。キャストやスタッフも豪華で、山口勝平や浪川大輔などが声を担当しました。

まとめ

『爆獣合神ジグルハゼル』は、玩具としての魅力だけでなく、アニメとしてのストーリーやキャラクターの魅力も兼ね備えた作品です。今後もその視覚的な楽しさや斬新なアイデアが詰まった商品展開に期待が寄せられています。また、ファンの心をつかむ多様なロボットたちが、今後も新たな物語を生み出すことが期待されます。

もう一度検索