片山津町

片山津町（かたやまづまち）

片山津町は、かつて石川県江沼郡に存在した町で、現在の加賀市北東部に位置します。特に片山津温泉は広く知られています。

地理

町の東側は柴山潟に面しており、旧動橋町との境界には八日市川が流れています。現在では柴山潟から日本海へと続く新堀川が設けられています。尼御前岬もまた、旧片山津町の区域に含まれます。

湖沼

柴山潟（加賀三湖の一つ）

河川

八日市川
新堀川

歴史

1942年（昭和17年）11月3日：塩津村と作見村が合併し、片山津町が発足。この合併の背景には、両村にまたがる片山津温泉の行政上の利点がありました。
1944年（昭和19年）10月11日：北陸本線の作見信号場が駅に昇格し、作見駅（現在の加賀温泉駅）が開業。
1951年（昭和26年）：大字大畠および大字千崎が統合され、新たに大字美岬が新設。
1954年（昭和29年）9月30日：片山津町と篠原村が合併し、改めて片山津町が発足。これにより、町は19の大字を擁することとなりました。
1955年（昭和30年）4月1日：月津村のうち、大字柴山の区域が編入。同日、月津村は小松市に編入されました。
1958年（昭和33年）1月1日：大聖寺町、片山津町、橋立町、山代町、動橋町、南郷村、三谷村、三木村、塩屋村が合併し、加賀市が発足。片山津町の19大字は、加賀市の町名として継承されました。

経済

江戸時代には、大聖寺藩2代藩主の前田利明によって片山津温泉が発見されました。近代に入り、本格的な開発が始まり、1877年（明治10年）には片山津で最初の温泉旅館が開業しました。

教育

（情報なし）

交通

国鉄北陸本線
作見駅（現在の加賀温泉駅）
北陸鉄道片山津線
片山津本町駅 - 片山津駅

娯楽

片山津映画劇場 - かつて存在した映画館。

名所・旧跡・観光スポット

片山津温泉
柴山潟（加賀三湖）

関連項目

* 石川県の廃止市町村一覧

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