牛久市立牛久第一中学校

牛久市立牛久第一中学校

茨城県牛久市に位置する公立中学校です。地域に根差した教育活動を展開し、多くの生徒たちが学び、育つ場となっています。

沿革

本校の歴史は、1962年（昭和37年）4月1日に始まります。当時の牛久町立牛久中学校と岡田中学校が統合される形で、現在の地に開校しました。

開校から数年後の1967年（昭和42年）4月20日には、学校の象徴となる校歌が制定されました。作詞は与田準一氏、作曲は細谷一郎氏によって手がけられています。

その後、地域の生徒数増加に対応するため、いくつかの学校を分離しています。
1979年（昭和54年）4月1日には、牛久第三中学校を分離。
1982年（昭和57年）4月1日には、下根中学校を分離。
1985年（昭和60年）4月1日には、牛久南中学校を分離。

これらの分離を経て、1986年（昭和61年）6月1日には、牛久町の市制施行に伴い、現在の「牛久市立牛久第一中学校」と校名を改称しました。

教育活動においても多くの実績を残しています。
1993年（平成5年）3月10日には、幡谷教育振興財団賞を受賞。
2015年（平成27年）10月12日には、合唱団がNHK全国学校音楽コンクールに出場し、優良賞を受賞しました。
地域の歴史や文化に関する知識を競う「いばらきっ子郷土検定」では、2017年（平成29年）2月に初めて優勝。さらに2024年（令和6年）2月3日には、2回目の優勝を果たしており、これは県内初の快挙となりました。

施設の面では、2002年（平成14年）8月31日に教科特別教室型を採用した新校舎が完成し、同年9月1日から新しい校舎での授業が開始されています。

生徒数

かつては生徒数が1000名を超える大規模な中学校でしたが、前述の学校分離や近年における少子化の影響を受け、生徒数は年々減少傾向にあります。令和5年度の生徒数は合計384名です。内訳は1年生104名、2年生147名、3年生133名、特別支援学級21名となっています。

主な年間行事

年間を通して、生徒たちの成長を促す様々な行事が実施されています。
4月：入学式、創立記念日
5月：生徒総会、修学旅行（3年生）
10月：友達集会、体育祭
11月：合唱コンクール
2月：スキー宿泊学習（1年生）

部活動

生徒たちは学業だけでなく、多様な部活動にも積極的に取り組んでいます。運動部、文化部ともに活発な活動が行われています。

運動部
サッカー
陸上競技
テニス（男女）
バレー（女子）
バスケットボール（男女）
卓球（男女）
体操
剣道
柔道

文化部
吹奏楽
科学
美術

進学前小学校

主に以下の小学校から児童が進学してきます。
牛久市立岡田小学校
牛久市立神谷小学校（一部）

学校周辺環境

学校の周辺には、以下のような公共施設や教育機関があります。
牛久市市役所
牛久市立中央図書館
牛久消防署
牛久市立中央生涯学習センター
東洋大学附属牛久中学校・高等学校

アクセス

東日本旅客鉄道（JR東日本）常磐線の牛久駅が最寄り駅となります。駅から東へ約1kmの場所に位置しています。

著名な卒業生

各界で活躍する多くの卒業生を輩出しています。
根本 洋治（牛久市長）
庭田 清美（トライアスロン選手）
上原 和人（元バスケットボール選手）
能町 みね子（エッセイスト、漫画家）
細谷 真大（サッカー選手）
神谷 浩史（声優）
* 代永 翼（声優）

牛久市立牛久第一中学校は、地域の歴史と共に歩み、生徒たちの健全な育成と学力向上、そして豊かな人間性の涵養を目指し、日々教育活動に取り組んでいます。

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