牧ノ戸峠

牧ノ戸峠について

牧ノ戸峠（まきのととうげ）は、大分県玖珠郡九重町に位置する標高1,333mの峠です。やまなみハイウェイ上にあり、阿蘇山、星生山、久住山などの山々に囲まれた自然豊かな場所にあります。

概要

牧ノ戸峠は、九重連山への登山道の入り口として知られています。特に久住山、九重山、黒岩山への登山道が整備されており、多くの登山客や観光客が訪れます。峠の周辺には、雄大な自然景観が広がっており、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。

周辺の景観

峠の登山口からコンクリート道を少し登ると、標高1,503mの黒岩山の尾根に到達します。そこからは、阿蘇山、星生山、そして久住山の山頂部分といった周囲の山々を一望できます。この場所は、写真撮影スポットとしても人気があり、多くの人々が絶景を求めて訪れます。

交通アクセス

牧ノ戸峠は、大分県道・熊本県道11号別府一の宮線沿いにあります。この道路は、やまなみハイウェイの一部として知られており、ドライブコースとしても人気があります。ただし、冬季には路面が凍結しやすいため、注意が必要です。特に峠付近では、すべり止めが必要になる場合があります。

その他の情報

峠には、広い駐車場が整備されており、売店、自動販売機、公衆トイレなどの施設も併設されています。これらの施設は、登山者や観光客にとって非常に便利です。ただし、駐車場は除雪されないため、県道がすべり止めなしで通行可能な場合でも、駐車場内ではすべり止めが必要になることがあります。冬季の利用には注意が必要です。

また、6月上旬にはミヤマキリシマが満開になり、峠一帯が美しいピンク色に染まります。この時期は特に多くの観光客が訪れるため、駐車場は早朝から満車となることがあります。そのため、八丁原地熱発電所へ通じる林道に縦列駐車する車も見られます。この時期に訪れる場合は、時間に余裕を持って訪れることをお勧めします。

関連項目

• - 日本の峠一覧
• - 九重山
• - 久住山

牧ノ戸峠は、豊かな自然と美しい景観が楽しめる場所です。登山やドライブの際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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