牧場物語 わくわくアニマルマーチ

牧場物語 わくわくアニマルマーチ

『牧場物語 わくわくアニマルマーチ』は、2008年10月30日にマーベラスエンターテイメントから発売されたWii専用のシミュレーションゲームです。ニンテンドーWi-Fiコネクションに対応しており、Wiiならではの操作感と、牧場生活や住人との交流が楽しめる作品となっています。

概要

舞台は、カスタネット大陸にあるハモニカタウン。地名や店の名前が楽器にちなんでいるのが特徴で、物語の重要なアイテムとして鐘が登場します。キャラクターはWiiで発売された前作『牧場物語 やすらぎの樹』と同一人物が登場しますが、ストーリーは新たな展開が繰り広げられます。基本的なシステムは前作を踏襲しつつも、グラフィックや操作性、細部にわたって改良が加えられています。また、本作のストーリーはパラレルワールドという位置づけでありながら、『やすらぎの樹』のプロローグに繋がる要素も含まれています。

ストーリー

第一部

主人公は、コロボックルのフィンに導かれてカスタネット大陸にやってきます。そして、大陸の自然を司る女神さまから、各地に散らばる五つの鐘を鳴らすように頼まれます。鐘には自然の力が宿っており、鳴らさない日が続くと大陸は人が住めない土地になってしまうというのです。主人公は牧場を経営しながら、五つの鐘を鳴らし、大陸の自然を取り戻すために奔走します。

第二部

五つの鐘を鳴らし、カスタネット大陸の自然は蘇りましたが、女神さまの表情は晴れません。その原因は、遠く離れた島の女神の力が弱まっていることでした。女神さまを救いたいのですが、そのためには「純粋な心の持ち主」が必要だといいます。しかし、それは主人公ではない様子。神さまも女神さまも、その人物が誰なのか分からず、主人公に与えられたヒントはフィンの「まだ大人じゃないってことなのかな？」という言葉だけでした。

登場キャラクター

主人公

主人公は男女4人から選択可能。『やすらぎの樹』の主人公も含まれており、名前は自由に設定できます。

タケル：『やすらぎの樹』の男性主人公。自然と動物を愛し、困っている人を見過ごせないフレンドリーな性格。
ユウキ：本作で初登場の男性主人公。行動力があり、好奇心旺盛。
アカリ：『やすらぎの樹』の女性主人公。元気いっぱいで明るく、ボーイッシュな性格。
ヒカリ：本作で初登場の女性主人公。おっとりとしたマイペースな性格。

キーキャラクター

フィン：オレンジ色のコロボックル。主人公をカスタネット大陸に導き、女神さまを助けるように頼んだ人物。半人前のコロボックルのため、他のコロボックルとは外見が異なり、鐘を持つ力もありません。「～なの」という口調が特徴。
女神さま：カスタネット大陸の自然を司る女神。慈愛に満ちた性格で、大陸の住人を見守っています。女神の樹が枯れて力を失い、五匹のコロボックルに鐘を鳴らすように頼みます。本名はセフィア。
アラン、ベン、コロン、ダナ、エッジ：それぞれ火、水、土、風、心の力を司る鐘を守るコロボックルたち。主人公に協力し、鐘を鳴らす手助けをします。
神さま：全てを創造した全知全能の神。人間のことを少し見下しているような尊大な性格です。五つの鐘の音によって、ガルモーニ鉱山の山頂にある神の座に降臨します。本名はイグニス。
魔法使い：ハモニカタウンに住む魔法使い。普段は占い師として生活しており、多くを語りません。本名はゲイル。
魔女さま：タムタムの森の奥に住む魔女。住人からは誤解されがちですが、心優しい性格です。魔法使いとは喧嘩友達。本名はヴィヴィ。

結婚相手候補

アニス、キャシー、コトミ、シーラ、パット、マイ、リーナ、ルーミ、ウォン、オセ、カルバン、ギル、ジュリ、タオ、チハヤ、ルークなど、個性豊かなキャラクターが登場します。

町の人々

ハーバル、シモン、セラフ、インヤ、ジェイク、コール、ユバ、ハーパー、オズ、パオ、ポンペイ、クレソン、ルコラ、タイム、カパラ、ハンナ、ペリン、ダイ、ボアン、ブラン、ミオリ、ラクシャ、クロエ、サムソン、スオウなど、街の住人たちも牧場生活を彩ります。

結婚相手候補の子供たち

結婚すると子供が生まれるイベントも用意されています。子供たちは親の個性を引き継ぎ、それぞれ異なる外見や性格を持っています。

バーン、ロイ、マオ、ヒース、ユイ、アンジェ、ビビアン、ルーシィなどが登場します。

外部リンク

牧場物語 わくわくアニマルマーチ 公式サイト

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