牧場物語 ハーベストムーン

牧場物語 ハーベストムーン

『牧場物語 ハーベストムーン』は、1999年12月16日にビクターインタラクティブソフトウェア（現マーベラス）から発売されたPlayStation用シミュレーションゲームです。牧場物語シリーズの5作目にあたり、その魅力的なゲームシステムと心温まるストーリーで、多くのファンを魅了しました。

ゲーム概要

プレイヤーはミネラルタウンという小さな町で、荒れ果てた牧場を受け継ぎ、牧場経営をしながら住人たちと交流し、自分だけの牧場生活を築き上げていきます。

ゲームの基本的な流れは、以下の通りです。

1. 開拓: 荒れた土地を耕し、作物を育てられるようにします。
2. 栽培: 種をまき、水やりや肥料を与えて作物を育てます。季節ごとに様々な作物を育てることができます。
3. 家畜: ニワトリや牛、羊などを飼育し、卵や牛乳、羊毛などを生産します。
4. 交流: 町の住人たちと会話をしたり、プレゼントを贈ったりして親睦を深めます。恋愛要素もあり、結婚することも可能です。
5. イベント: 季節ごとに様々なイベントが発生します。イベントに参加することで、ゲームを有利に進めたり、住人たちとの関係を深めたりすることができます。

ゲームは基本的に3年目までプレイできますが、特定の条件を満たすと4年目以降もプレイ可能になり、新たなイベントも発生します。

シリーズ展開

牧場物語 ハーベストムーン for ガール：2000年12月7日発売。主人公を女の子に変更したアレンジ作品です。ボーイ版とは異なるイベントや恋愛対象が追加されています。
牧場物語 ハーベストムーン ボーイ&ガール：2005年11月23日発売。PS版の2作品を1つにまとめたPlayStation Portable用ソフトです。

ゲームの特徴

自由度の高いゲームプレイ: プレイヤーは自分のペースで牧場生活を送ることができます。作物を育てるのも、家畜を飼育するのも、住人との交流を楽しむのも、すべてプレイヤーの自由です。
魅力的なキャラクター: ミネラルタウンには個性豊かな住人たちが暮らしており、彼らとの交流はゲームの大きな魅力の一つです。住人たちとの関係を深めることで、様々なイベントが発生し、ゲームをより深く楽しむことができます。
やりこみ要素: 作物の栽培や家畜の飼育、住人との交流など、様々なやりこみ要素が用意されています。ゲームをクリアした後も、長く楽しむことができます。
農作物: 春、夏、秋でそれぞれ5種類の野菜を育てることができます。種は雑貨屋で購入できる他、ホアンから購入できるものもあります。また、ビニールハウスを建てると一年中種が販売されるようになります。
家畜: ニワトリ、牛、羊を飼うことができます。条件を満たすとメーカーというアイテムが手に入り、卵や牛乳などを加工することができます。恒例行事で優勝すると、より品質の高い生産物を手に入れることができます。
マザーズヒル: 牧場の裏にある山で、温泉や鉱石場があります。鉱石場では農具のレベルアップに必要な鉱石を採掘できます。
増築: 自宅や家畜小屋を増築することで、牧場生活をより快適にすることができます。結婚には自宅の増築が必須となります。全ての増築を終えるとビニールハウスを建てることができ、一年中作物を育てられるようになります。

登場人物

結婚候補

ポプリ: 養鶏場にいる女の子で、甘いものが好き。
マリー: 図書館で働く女の子で、小説家志望。
カレン: 雑貨屋の娘で、姉御肌な性格。
エリィ: 病院にいる看護師見習いの女の子。
ラン: 宿屋の看板娘で、活発な性格。

その他

ムギ: ヨーデル牧場の主。
サイバラ: 鍛冶屋の親方。
デューク: 果樹園の主。
トーマス: ミネラルタウンの町長。
* ザク: 出荷物を回収してくれる。

まとめ

『牧場物語 ハーベストムーン』は、牧場経営の楽しさや住人との交流を通して、心温まる牧場生活を体験できるゲームです。自由度の高いゲームプレイと魅力的なキャラクター、そして数々のやりこみ要素で、プレイヤーを飽きさせない、まさに名作と呼ぶにふさわしい作品です。

もう一度検索