牧野京夫

牧野京夫について

牧野京夫（まきの たかお、1959年1月1日生まれ）は、日本の政治家であり、自由民主党に所属しています。彼は参議院議員を3期務めるほか、自由民主党内では幹事長代理や選挙対策委員長代理なども歴任しています。また、内閣府[[副大臣]]や国土交通副大臣、復興副大臣などの重要な役職も担います。

経歴

静岡県榛原郡金谷町に生まれ、現在の居住地は島田市志戸呂です。静岡県立島田高等学校を卒業後、早稲田大学法学部に進学し、卒業後はテレビ静岡に入社し報道記者としてのキャリアをスタートさせました。彼の政治家としての旅は1995年に静岡県議会議員選挙に出馬し、初当選を果たすことで始まりました。県議として3期を務めた後、2007年の参議院議員通常選挙に自由民主党公認候補として出馬し、参議院議員に当選しました。

初当選後は津島派に加入し、2010年には参議院の国土交通委員長を務めました。さらに2013年の参議院議員選挙で再選を果たし、その後外務大臣政務官としての任命を受けます。2014年には内閣改造によって退出しましたが、2019年に国土交通副大臣に任命され、再び重要な役割を担うこととなります。その後、再選も果たし、政治活動を継続しています。

政策・主張

牧野氏は、その政治信条として憲法改正を推進しており、憲法9条の改正に関しても具体的な考えを持っています。2013年と2019年に行われたアンケートでは憲法改正について「賛成」と回答しており、自衛隊の役割や国防軍に関しても明確に規定する必要があると主張しています。

外交政策においては、集団的自衛権の行使が必要であるという見解を示しており、先制攻撃についても慎重であるべきではないとしています。また、北朝鮮に対する外交政策については、圧力を優先すべきとのスタンスを持っています。普天間基地の移設問題については名護市辺野古へ移設すべきとしています。

一方で、過去の談話に関しては微妙な立場を示しており、「村山談話」の見直しには賛成、一方で「河野談話」の見直しには反対の立場を取っています。このように、歴史認識問題に対するアプローチも特徴的です。

その他の見解

その他の政策に関しては、選択的夫婦別姓制度や同性婚を可能とする法改正には反対しており、治安のためのプライバシー制約に対しても慎重な姿勢を示しています。さらに、永住外国人への地方参政権の付与には反対であり、首相の靖国神社参拝については支持していることも分かります。

所属団体・議員連盟

牧野氏は自民党たばこ議員連盟や神道政治連盟、TPP交渉における国益を守る会など、多数の団体にも参加しており、幅広いネットワークを持っています。

著書

2002年には『住民投票はなぜ否決されたのか ―議員から見た住民投票制度』を出版しており、政治や政策に関する彼の見識を示しています。

私生活

彼の私生活については、テレビ静岡での同僚と結婚しており、家族との生活も大切にしている様子が伺えます。政治家としての活動だけでなく、家庭や地域社会との関わりを大事にしています。

もう一度検索