牲川歩見

牲川歩見選手について

牲川歩見（にえかわ あゆみ）は1994年5月12日に静岡県浜松市で生まれたプロサッカー選手であり、現在はJリーグの浦和レッズに所属しています。ポジションはゴールキーパー（GK）であり、チームの守護神として信頼されています。

来歴

牲川は、ジュビロ磐田の下部組織でサッカーキャリアをスタートしました。2011年にはU-17日本代表としてメキシコで開催されたFIFA U-17ワールドカップに出場し、チームの8強進出に大きく寄与しました。彼は2012年に磐田の選手として登録され、2013年にはユース出身選手として4年ぶりにトップチームへ昇格しました。しかし、同年8月にU-19日本代表のスペイン遠征でのトレーニング中に負傷し、服事したことにより全治6か月の長期離脱を余儀なくされました。それを受け、9月には選手登録が抹消されました。

その後、2014年にはU-21日本代表として仁川アジア大会に出場し、4試合に立ちました。同年の7月20日にはJ3リーグのSC相模原戦でJリーグデビューを果たし、アンダー22選抜としてプレーしました。

2015年初頭にはAFCアジアカップ2015の日本代表トレーニングパートナーに選ばれ、同年4月にはプロA契約を結びました。2016年にはサガン鳥栖への期限付き移籍が発表され、リオデジャネイロ五輪の候補メンバーに選出されましたが、最終的には選考から外れました。

続いて2017年にはザスパクサツ群馬へ期限付き移籍し、2018年にはアスルクラロ沼津に移籍。この年から彼は移籍先の沼津に完全移籍し、2020年には水戸ホーリーホックに完全移籍しました。この期間、彼はベテラン選手とのポジション争いを経験しながらも、開幕戦を含む多くの試合に出場しました。2021年には松井選手が移籍したことでレギュラーGKとして全力を尽くし、40試合に出場しました。

2022年、牲川は浦和レッズに完全移籍し、さらなるステージでの挑戦を開始しました。彼はこの移籍先でスーパーカップやAFCチャンピオンズリーグといったタイトルを獲得し、クラブにとって重要な選手となっています。

所属クラブ

1. ジュビロ浜松SS（2005年 - 2006年）
2. ジュビロ磐田U-15（2007年 - 2009年）
3. ジュビロ磐田U-18（2010年 - 2012年）
4. ジュビロ磐田（2012年、2種登録）
5. ジュビロ磐田（2013年 - 2018年）
6. Jリーグ・アンダー22選抜（2014年 - 2015年）
7. サガン鳥栖（2016年、期限付き移籍）
8. ザスパクサツ群馬（2017年、期限付き移籍）
9. アスルクラロ沼津（2018年、期限付き移籍）
10. アスルクラロ沼津（2019年）
11. 水戸ホーリーホック（2020年 - 2021年）
12. 浦和レッズ（2022年 - 現在）

個人成績

牲川選手は、特に2021シーズンにおける安定したプレーが評価され、開幕戦から多くの試合に出場しました。2022年のスーパーカップやAFCチャンピオンズリーグといった重要なタイトルも手にし、今後の活躍が期待されています。

代表歴

牲川はU-17、U-19、U-21、U-22、日本代表としても多くの大会に参加しており、特に2011年のFIFA U-17ワールドカップや2014年の仁川アジア大会では日本の若手選手を代表してフィールドに立ちました。

まとめ

静岡県出身の牲川歩見選手は、そのキャリアを通じて様々なクラブで経験を積み、浦和レッズにおいて一流のゴールキーパーとして活躍しています。今後の彼の成長とプレーに注目が集まることでしょう。

もう一度検索