狩野亜由美

狩野亜由美のプロフィール

基本情報

狩野亜由美（かりの あゆみ、1984年11月6日生まれ）は、兵庫県の尼崎市出身の女子ソフトボール選手で、ポジションは外野手です。彼女は右投左打のスタイルでプレーし、元々は豊田自動織機のチームに所属していました。

彼女には、同じくソフトボール選手の妹、狩野香寿美がいます。また、豊田自動織機でのチームメイトである江本奈穂は、西山高等学校時代の1年後輩でもあります。

学歴と競技経歴

狩野は地元の尼崎市立大庄北中学校を卒業後、一般的な進路を選び、現・京都西山高等学校に進学しました。彼女は小学3年生の時に野球を始め、その後中学校でソフトボールに転向しました。西山高校では、ソフトボール部の一員として活躍し、2000年にはインターハイで準優勝を果たしました。また、2002年の全国高校選抜大会ではベスト8に進出する成果を収めました。

2003年には豊田自動織機に入団し、その年に日本ジュニア代表として世界ジュニア選手権での優勝に貢献しました。この成功を基に、彼女はこれからのキャリアを確立していきました。2006年には世界選手権大会での準優勝やアジア大会での金メダル獲得など、多くの実績を残しています。その年、彼女は高山樹里と共に愛知県スポーツ功労賞を受賞しました。

特に注目すべきは、2008年に北京オリンピックのソフトボール日本代表に選出されたことで、チームの金メダル獲得に大きく貢献しました。彼女のこの功績は、日本のソフトボール界にとっても非常に重要なものでした。オリンピック後の同年秋には、紫綬褒章という栄誉を受けることになりました。

引退とその後の功績

狩野は2015年シーズンをもって現役引退を決断し、14年間にわたる選手生活を幕を閉じました。引退後も彼女の業績は多くの人々に敬意を表されています。

日本リーグ個人表彰

狩野亜由美は選手生活の中で多くの個人表彰を受けています。具体的には、2003年には新人賞（野手）、2004年にはベストナイン賞（外野手）、2007年には首位打者賞（打率.411）とベストナイン賞（外野手）、そして2013年には再びベストナイン賞（外野手）を受賞しています。これらの賞は彼女の優れた技術とプレーへの情熱を示すものです。

背番号

狩野は、2003年から2015年の間、5番の背番号を背負ってプレーしていました。

まとめ

狩野亜由美は、自身のキャリアを通じて数多くの成果を残した日本のソフトボール界のスター選手です。彼女は競技を通じて多くの人々に感動を与え、今なおその功績は輝いています。

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