玉名市立有明中学校

玉名市立有明中学校

玉名市立有明中学校（たまなしりつ ありあけちゅうがっこう）は、熊本県玉名市の大浜に位置する中学校で、地域の教育機関としての使命を果たしています。学校は1947年に発足した新制中学校2校が1978年に統合されて設立されました。2005年には現在の校名に変更され、2023年に創立45周年を迎えました。

学校の歴史

有明中学校の歴史は、1947年に遡ります。学制改革によって、大浜村と豊水村の組合により「大浜町豊水村組合立 大浜豊水中学校」が新たに創立されました。その後、1948年には豊水村が組合を解消し、複数の組合立学校が運営されました。1954年には合併によって「玉名市」が成立し、「玉名市立大豊中学校」と改称されました。

一方、横島中学校は同じく1947年に創立され、1968年には町制施行により「横島町立横島中学校」として運営されました。1978年4月1日に、これら2校が統合され「玉名市横島町中学校組合立 有明中学校」となります。統合当初の生徒数は538名で、校訓も同年に制定されました。そして、1979年には校歌も制定され、地域に根付いた学校へと成長していきました。

2005年に横島町が玉名市に合併されたことにより、学校の名称も「玉名市立有明中学校」と変更され、今に至ります。2008年には2学期制を導入し、2014年には武道場が新たに完成しています。

校訓と教育方針

有明中学校の校訓は「誠実・希望・創造」であり、1978年に制定されました。この校訓をもとに、学校教育の目標は「ふるさとを愛し、未来の創り手となる生徒の育成」と位置づけています。教育現場では地域と連携し、子供たちに地元への愛情と未来への希望を持たせることを重視しています。

校章と校歌

校章は中央に「中」という文字をあしらい、学校のシンボルとして親しまれています。校歌は1979年に制定され、作詞は佐藤末治、作曲は士野優によるもので、3番構成であり、各番に「有明中学校」という名前が歌詞中に登場します。この校歌は生徒たちにとって、学校への愛着や誇りを感じさせる重要な要素となっています。

通学区域

有明中学校の通学区域は、玉名市立大豊小学校と玉名市立横島小学校に限定されています。2025年にはこれらの小学校が統合される予定です。

交通アクセス

学校へのアクセスは、最寄りの幹線道路として国道501号線や熊本県道1号熊本玉名線、熊本県道113号玉名植木線が利用可能です。周辺には大浜郵便局や慈保育園、菊池川があり、地域環境にも恵まれています。

学校は地域の教育の礎として、これからも生徒たちを支え、育て続けていくことが期待されています。

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