玉置一弥

玉置 一弥について

玉置一弥（たまき かずや）は、1944年7月8日生まれの日本の政治家で、民主党に所属していました。彼の政治活動は参議院議員としての1期と衆議院議員としての8期を通じて展開され、多岐にわたる貢献をしています。また、彼の父は衆議院議員であり、民社党国会対策委員長としても活躍した玉置一徳です。

来歴

玉置は京都府相楽郡加茂町（現在の木津川市）で出生しました。学歴としては奈良県立奈良高等学校を卒業後、同志社大学法学部で学びました。大学卒業後には日産自動車に入社し、社会人生活をスタートしました。

彼は1979年、父玉置一徳の死去に伴う衆議院旧京都2区の補欠選挙に挑戦し、初当選を果たしました。この選挙結果は彼の政治家としての出発点となり、その後も5回連続で当選を重ねました。しかし1990年には第39回衆議院議員総選挙で落選し、1993年の第40回選挙でも再び苦杯をなめることになりました。

その後、1994年には民社党が解党することとなり、新進党の結党に参加します。これを経て、最終的に民主党に合流しました。1996年には第41回衆議院議員総選挙で復帰を果たし、2000年の選挙でも比例代表で復活し7選を達成しました。

2003年には選挙区を移し、京都1区から出馬しますが、再び選挙区での敗北を味わいます。それでも比例での復活により8選を果たします。しかし2005年の第44回衆議院議員総選挙では落選し、その後は創憲会議事務局長として活動していました。

2007年には参議院議員通常選挙に出馬しましたが、残念ながら落選。その後、2012年に繰り上げ当選として参議院に復帰し、2013年に任期満了で退任しました。現在は、少子高齢社会における医師や看護師不足を意識し、外国人看護師の育成に注力するNPO国際看護師育成会の理事長として活動しています。

政策・主張

玉置一弥は、非喫煙者や未成年者を受動喫煙から守る法律の制定には反対の立場を取っています。彼はその理由を「健康には自ら気を付け、マナーを守り、周囲に迷惑をかけないようにすることが最も重要」と述べています。

彼の意見は、経済の自由や個人の自主性を重視する姿勢とも取れます。

まとめ

玉置一弥は長い政治家生活を通じて、様々な選挙戦を戦い抜いてきた経験豊富な政治家です。現在は医療分野での活動にも力を入れ、社会課題に取り組む姿勢を見せています。

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