王位戦 (麻雀)

王位戦：麻雀界の頂点を決めるタイトル戦

王位戦は、株式会社JPMLが主催し、日本プロ麻雀連盟が大会運営を担う、麻雀の重要なタイトル戦の一つです。龍龍と日本プロ麻雀連盟チャンネルの協力のもと、その模様は広く配信されています。

大会概要

王位戦は、プロ・アマ問わず参加可能なオープン戦であり、実力があれば誰でも王位の座を狙うことができます。競技ルールは、日本プロ麻雀連盟公式ルールに則って行われます（2016年までは連盟Aルールという名称でした）。

大会スケジュール

王位戦は、以下のような段階を経て進行します。

1. 地方予選（アマチュア）
2. B級予選（アマチュア）
3. A級予選（プロ・アマ混合）
4. A級本戦
5. A級決勝
6. 準決勝（ベスト16）
7. 決勝戦

準決勝では、A級決勝の総合得点上位15名に前年の王位を加えた16名で、半荘5回戦（60分＋1局）を行います。上位8名が決勝に進出し、得点を持ち越して80分+1局の1回戦をA、B卓の順に行い、計6戦の総合得点で上位4名が決定します。

決勝戦は、半荘5回戦で行われ、総合トップの者がその年の王位となります。第48期からは、優勝賞金として130万円が授与されるようになりました。準決勝以降の対局は、ニコニコ生放送などで中継され、多くの麻雀ファンがその様子を見守ります。

歴代王位

以下に、過去の王位獲得者の一部を紹介します。

近代麻雀王位

一時、近代麻雀が主催していた時期もありました。長谷川和彦（映画監督）などが王位を獲得しています。

黎明期のトラブル

王位戦の初期には、主催権を巡るトラブルもありました。当初は竹書房『近代麻雀』が主催しており、株式会社かきぬまがスポンサーでしたが、後に分裂し、法廷闘争にまで発展しました。

王位戦は、麻雀界の歴史とともに歩んできた、伝統あるタイトル戦です。その時々のドラマを生み出し、多くの麻雀ファンを魅了してきました。今後の王位戦がどのような歴史を刻んでいくのか、注目されます。

もう一度検索