玖村修平

玖村 修平 (くむら しゅうへい)

1996年9月4日生まれの玖村修平は、大阪府堺市出身の日本の男性キックボクサーです。彼はK-1ジム五反田チームキングスに所属しており、2022年には第6代Krushフェザー級王者となりました。幼少期からK-1への憧れを持ち続け、実弟の玖村将史とともに空手を始めました。彼らの練習環境は、互いに切磋琢磨しながら成長を遂げるものでした。特に、ミット打ちやスパーリングの時間が多く、技術を磨く上での重要な基盤となっています。

キックボクシングキャリアの軌跡

玖村は2018年6月30日に行われたKrush.89にてプロデビューを果たし、同時に弟の将史も出場。彼はデビュー戦で小倉尚也に判定勝ちを収め、素晴らしいスタートを切りました。しかし、K-1デビューには波乱がありました。2018年12月8日、K-1 WORLD GP 2018 JAPANにて林勇汰とのスーパーファイトで試合が成立しないという珍事が発生。その後の試合では、強力な相手と多くの対戦を経ることで経験を積んでいきます。

また、2019年には無敗の金子晃大と対戦し、ダウンを奪い返すも延長戦に突入し、判定負けに。翌月のK-1 WORLD GPではタイトルを賭けたトーナメントにも参戦。しかし、結果は思わしくなく、長期休養を余儀なくされることになります。医師に診断されたのは網膜剥離で、全治3ヵ月でした。これを乗り越えると、2020年9月26日のKrush.117でフェザー級に階級を上げて復帰し、見事勝利を収めました。

Krushフェザー級王者への道

2022年5月21日、Krush.137での試合にて、防衛を続けていた新美貴仁とのフェザー級タイトルマッチに挑戦します。この試合では劇的な戦いを繰り広げ、玖村は勝利をおさめて第6代の王者となりました。しかし、その後の展開には厳しい試練が待ち受けていました。2023年3月25日のKrush.147では初防衛戦が行われましたが、森坂陸に敗れ、王座を失ってしまいます。

さらに、2023年9月16日にはKNOCK OUTに初参戦し、RIZINにも出場経験のある栗秋祥梧と対戦。試合は玖村のペースで進んだかに見えましたが、栗秋の左フックによりKO負けを喫してしまいます。このように、玖村修平は多くの成果と苦難を経て、キックボクシング界での地位を築いてきました。

戦績及びタイトル

玖村修平の主な獲得タイトルには、2017年のNJKFバンタム級王座、2022年の第6代Krushフェザー級王座があります。若き才能として期待された彼の今後の進展が注目されています。

まとめ

玖村修平は、憧れからスタートしたキックボクシングの世界で見事に生き残り、栄光を手に入れました。彼の今後の試合にも注目が集まります。

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