玖村将史

玖村将史 (くむら まさし) のプロフィール

玖村将史は、1999年1月8日に大阪府堺市で誕生し、K-1ジム五反田チームキングスに所属する日本のキックボクサーです。彼は格闘技界において確固たる地位を築いており、第6代Krushスーパーバンタム級王者としても知られています。

幼少期と格闘技の始まり

玖村は3兄弟の末っ子として生まれ、長兄が空手を学んでいた影響で、幼少期に空手を始めました。兄が格闘技をやめた後、玖村は次兄である玖村修平とともに空手を続け、所属していた道場がキックボクシングの団体に加盟すると、キックボクシングの練習にも励むようになりました。プロデビュー後、指導者が不在だった彼は、兄と共に集会所や公民館を借りて自主練習を行い、NJKFやDEEP☆KICKといった団体で経験を重ねました。

Krushでの躍進

2018年1月27日、玖村はKrush.84でプロデビューを果たし、見事なKO勝ちを収めました。その後の試合でも活躍は続き、特に2018年3月10日のKrush.86では椿原龍矢に対して3ラウンドの判定勝利を収め、早くも注目の選手となります。

2018年10月28日、Krush.94ではスーパー・バンタム級王座決定トーナメント1回戦で大岩翔大に対してKO勝利を果たしました。12月16日の準決勝ではビクトー・サラビアと対戦し、延長判定の末勝利を収めて決勝進出を決めます。そして、2019年2月16日、Krush.98にて軍司泰斗との決勝戦に臨み、判定勝利を収めて無敗のまま第6代スーパーバンタム級王者の座に就きました。

K-1スーパー・バンタム級トーナメントへの挑戦

2019年6月30日、K-1 WORLD GP 2019 JAPANで兄の玖村修平と共にK-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントに出場し、1回戦でKO勝利。準決勝でも圧倒的な強さを見せて勝ち上がりますが、決勝では武居由樹にKO負けを喫してしまいます。

その後、玖村は何度もタイトルマッチに挑戦し、2020年9月には2度目の防衛戦を成功させますが、2021年7月にはKrushスーパーバンタム級のベルトを返上することを決意しました。

再起と最近の活動

2022年には直近のK-1 WORLD GPでのトーナメントに参加し、過去の対戦相手と再戦を重ねる中で成長を続けています。特に、2023年3月にはRISEとの対抗戦で鈴木真彦に勝利し、今後の期待が高まる選手となりました。しかし、2023年9月に金子晃大とのタイトルマッチでは判定負けを喫し、さらなる挑戦が求められる状況となっています。

戦績と獲得タイトル

玖村の戦績は豊富で、彼は様々な試合で強敵に立ち向かい続けてきました。さらに、彼の実績として第6代Krushスーパーバンタム級王座を持ち、その名を格闘技界に刻み込んでいます。

まとめ

玖村将史は今後も多くの試合でその実力を発揮し、成長し続ける選手であり続けるでしょう。彼の挑戦は格闘技ファンにとっても目が離せないものです。

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