MUCCの9th
アルバム『球体』は、
2009年3月にリリースされました。
概要
本作は、2008年のアメリカ単独公演のライブ映像を収録したDVD付きの初回盤A、ドキュメンタリー映像を収録したDVD付きの初回盤B、そしてSHM-CD仕様の通常盤という3形態で発売されました。全タイプ購入者を対象に、
2009年3月15日には武道館公演のイベントにて抽選会が開催され、豪華景品が用意されました。
アメリカツアー『Taste Of Chaos』への参加経験が、本作の制作に大きな影響を与えています。
アルバムタイトルの「球体」は、メンバーのミヤ氏によると、「丸いものはどこへでも転がっていける」というイメージから、様々な経験を通して新たな可能性を見出していく
MUCCの姿を表現しているとのことです。
収録曲
1. 球体
作曲:ミヤ
インストゥルメンタル。
2. 咆哮
作詞・作曲:ミヤ
メタルコアを意識した楽曲。サビのコーラスには、メンバーの他、デンジャー・クルー所属バンドや後輩バンドのメンバーが参加しています。
3. アゲハ
作詞:ミヤ・
逹瑯 / 作曲:ミヤ・
逹瑯
16th
シングル。
4. ハイドアンドシーク
作詞:
逹瑯 / 作曲:ミヤ
5. 陽炎
作詞:
逹瑯 / 作曲:
SATOち
シンプルな歌謡曲のメロディーに、歌詞のみで世界観を構築するというコンセプトで制作された楽曲。原曲は
アルバム制作の2年前に作られています。
6. レミング
作詞:ミヤ / 作曲:
SATOち
7. オズ
作詞:ミヤ / 作曲:ミヤ
ダンスビートを取り入れたナンバー。70年代ロックを意識したサウンドが特徴。途中に入る女性コーラスはスタッフによるもの。
8. 浮游
作詞:
逹瑯 / 作曲:
YUKKE
7th
アルバム『
極彩』の頃から存在していた楽曲。「アゲハ」、「空と糸」と並び、
Kenが製作に関わった作品。
9. 讃美歌
作詞:ミヤ / 作曲:ミヤ
7分を超える大作。女性コーラスはミヤの母親が担当。ミヤが亡くなった祖母に捧げた曲で、楽曲中に「
アヴェ・マリア」のメロディーが引用されているのは、祖母が好きだったため。
10. 空と糸
作詞:
逹瑯 / 作曲:ミヤ
17th
シングル。
11. hanabi
作詞:
逹瑯 / 作曲:ミヤ
逹瑯のアカペラで始まる楽曲。部屋で録音した
逹瑯の歌声を再度録音し直して使用。
DVD収録内容
初回限定盤A:2008年12月7日 Irving Plaza / New York ライブ映像
初回限定盤B:2008年ドキュメンタリー映像
関連事項
* DANGER CRUE