甕滋

甕滋（もたい しげる）

甕滋氏は、1933年10月20日に生まれ、日本の農水官僚として多岐にわたる役職を歴任した人物です。長野県安曇野市出身で、血液型はA型です。

学歴と初期のキャリア

長野県上田高等学校を経て、東京大学法学部を卒業。大学では日本政治史を専門とする岡義武教授のゼミに所属し、内海孚氏らと同期でした。農林省が自身の性に合うと考え、1957年に入省。最初の配属先は農政局総務課でした。

農林水産省でのキャリア

1975年5月、畜産局食肉鶏卵課長に就任。1978年7月には農林水産省畜産局食肉鶏卵課長、同年8月には大臣官房参事官を務めました。1979年8月には畜産局畜政課長、1981年7月には大臣官房秘書課長を歴任しました。その後、1983年7月に林野庁林政部長に就任し、1984年11月には林野庁次長に昇進しました。1986年6月10日には大臣官房長、1988年1月12日には食糧庁長官に就任しました。さらに、1989年7月11日には林野庁長官、1990年8月1日には農林水産事務次官という要職を歴任しました。

退官後の活動

1991年8月2日に農林水産省を退官。その後、1992年7月25日から1995年7月31日まで農林漁業信用基金理事長を務めました。1995年8月からは2003年8月まで地方競馬全国協会会長を務め、1999年10月には農林水産技術会議会長に就任するなど、退官後も日本の農林水産業に貢献しました。

甕滋氏は、農林水産省の要職を歴任し、日本の農林水産業の発展に大きく貢献した人物として知られています。

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