生きていた中絶児

黒夢のデモテープ『生きていた中絶児』は、インディーズ時代に80本限定で発売されたレアな作品です。その後CD化され、リマスタリングや曲順の変更を経て再発されました。インディーズチャートで1位を獲得し、数万枚を売り上げるほどの人気を博しました。

CD化された際には、初回プレス盤、2ndプレス盤、限定ピクチャー盤、通常盤の4つのバージョンが存在し、それぞれジャケットが異なるという特徴があります。また、初回プレス盤のジャケット写真が横向きにミスプリントされている、CD盤面の曲名表記に誤植があるなど、コレクター心をくすぐる要素も満載です。

収録曲について

デモテープの収録曲は以下の通りです。

[曲名1]
[曲名2]
[曲名3]

CD化の際に「鏡になりたい」が追加収録されました。この曲は、臣が黒夢結成前に在籍していたGERACEEの楽曲でした。ただし、初回プレス盤のディスク面には収録曲として表記されていません。

「楽死運命」は、2014年のツアー『地獄ノ三夜』で発売されたパンフレット付属のCDに歌詞を変えて再録されました。

デモテープ販売当時の状況

1992年1月25日に名古屋MUSIC FARMで80本限定で販売され、当日即完売しました。メンバー自らダビング作業を行っていたというエピソードも、この作品の貴重さを物語っています。

各プレスの詳細

初回4000枚限定 (メンバー写真のステッカー付)
2ndプレス盤 (バンドロゴのステッカー付)
限定ピクチャー盤3000枚 (初回プレスは帯にシリアルナンバー入り)

『生きていた中絶児』は、黒夢の初期の勢いを象徴する作品であり、その後の活躍を予感させる貴重な音源として、今もなお多くのファンに愛されています。

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