田中明日菜

田中明日菜のプロフィール

田中明日菜（たなか あすな）は、1988年4月23日生まれ、大阪府堺市南区出身の女子サッカー選手です。現在はWKリーグの華川KSPOに所属しており、ポジションはミッドフィールダーおよびディフェンダーです。彼女は元サッカー日本女子代表の選手であり、タレントの渋谷凪咲とはいとこ同士です。

経歴

田中はスペランツァFC大阪高槻の下部組織であるラガッツァFC高槻スペランツァを経て、常盤木学園高等学校に進学しました。常盤木学園のサッカー部では、2006年の全日本女子ユース (U-18)サッカー選手権大会で優勝する経験をしました。

高校卒業後、2007年にTASAKIペルーレFCに入団。リーグ開幕戦では初出場を果たし、初年度から13試合に出場します。2008年にはU-20女子ワールドカップに出場し、初戦のカナダ戦で得点を挙げ、全ての試合にフル出場するなど、チームのベスト8進出に貢献しました。

2009年には、TASAKIペルーレFCの廃部に伴い、INAC神戸レオネッサに移籍。その後、2010年には全日本女子サッカー選手権大会でクラブ初のタイトル獲得に貢献しました。

2011年、田中はなでしこジャパンに初めて招集され、アルガルベ・カップで代表デビューを果たしました。同年のFIFA女子ワールドカップでもメンバーに入り、ニュージーランド戦で途中出場を果たします。また、ロンドンオリンピックアジア最終予選では、日本代表初得点を挙げ、チームを優勝に導きました。

2013年にはドイツの1.FFCフランクフルトに移籍し、2年間の契約を結びました。しかし、母国でプレーしたいという希望から、2014年にはINAC神戸に復帰。2016年にはリオデジャネイロオリンピックのアジア最終予選に選ばれましたが、チームは五輪出場権を逃しました。

2017シーズン終了後、INAC神戸を退団しましたが、2018年には韓国のWKリーグ、慶州韓国水力原子力に移籍することが決まります。

選手としての成果とタイトル

日本代表としての主な実績

• - U-17日本女子代表：1回（2005）
• - FIFA女子ワールドカップ：1回（2011）

クラブチームでのタイトル

常盤木学園高等学校サッカー部

• - 全日本女子ユース (U-18)サッカー選手権大会：1回（2006）

INAC神戸レオネッサ

• - なでしこリーグ：2回（2011、2012）
• - 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会：5回（2010、2011、2012、2015、2016）
• - 日韓女子リーグチャンピオンシップ：1回（2012）

1.FFCフランクフルト

• - 女子DFBポカール：1回（2013-14）

個人の評価

• - なでしこリーグベストイレブン：2回（2011、2012）

代表歴

• - 2011年3月4日 プリンセスフィンランド戦で日本女子代表初出場。
• - 2011年9月1日 タイ戦で日本女子代表初得点。

田中明日菜は、国内外でのサッカーキャリアを通じて、多くのタイトルを獲得し、日本女子サッカーの発展に大きく寄与してきた選手です。

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