田中良紹

田中良紹（たなか よしつぐ）

日本のジャーナリスト。

宮城県仙台市出身。慶應義塾大学経済学部を卒業後、1969年4月にTBSへ入社。一般職としてアナウンサー14期生となり、報道局にてドキュメンタリーのディレクターや社会部・政治部の記者としてキャリアを積みました。

1990年には、アメリカの議会中継専門局であるC-SPANの独占配給権を取得し、株式会社シー・ネットを設立。
1991年3月にTBSを退社。1998年にはCS放送で国会審議を中継する「国会TV」を開局し、2001年からはブロードバンドでの放送を開始するなど、独自のメディア展開を行いました。

現在は、ジャーナリストらのブログサイト「THE JOURNAL」にて『田中良紹の「国会探検」』を連載し、政治に関する評論を展開するほか、チームニッポンの連載『田中良紹のニッポン維新』も担当。
BS11デジタルの番組「にっぽんサイコー!」にも頻繁に出演しています。
2009年11月14日からは、インターネット番組「政治ホットライン〜あなたの声が届きます」のナビゲーターを務めるなど、多岐にわたる活動を続けています。

主張

田中氏は、アメリカ合衆国に対して批判的な立場を取っており、太平洋戦争の敗戦直後からアメリカが日本人に施してきた弱体化洗脳政策を強く批判しています。また、日本国憲法第9条に対しても批判的な見解を持っています。

その他、以下のような主張を展開しています。

利益誘導こそ民主主義の基本である。
日本の新聞とテレビには捏造報道の伝統がある。
日本の世論調査の仕組みでは決して世論は分からない。
検察にとって目障りな政治家が血祭りに上げられる。
検察の「でっちあげ」捜査をバックアップした新聞、テレビ、旧社会党、日本共産党、公明党などは「国民の敵」である。
自分たちの代表である政治家を叩き、殺す事は天に唾する行為であり、その報いが自分に戻ってくることを考えない国民は下衆である。
日本に官僚支配を長く続かせた理由は、新聞とテレビを使って下衆を増やしてきたことである。

著書

『裏支配―今明かされる田中角栄の真実』（廣済堂出版、2003年8月）
『裏支配―いま明かされる田中角栄の真実』（講談社+α文庫、2005年3月）
『憲法調査会証言集 国のゆくえ』（編著、現代書館、2004年7月）
『メディア裏支配―語られざる巨大マスコミの暗闘史』（講談社、2005年3月）

出演番組

JNNニュース22プライムタイム（1987年 - 1988年、TBSテレビ） - リポーター
にっぽんサイコー!（BS11デジタル）

関連項目

宮城県出身の人物一覧
慶應義塾大学の人物一覧
TBSのアナウンサー一覧

外部リンク

田中良紹の「国会探検」（THE JOURNAL）
田中良紹 ニッポン維新（チームニッポン）
* 田中良紹 (yoshitsugu.tanaka.71) - Facebook

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