田代町 (名古屋市)

田代町（たしろちょう）

田代町は、愛知県名古屋市千種区に位置する地名です。住居表示は未実施となっています。

地理

千種区の中央部から南東部に広がり、以下の2つの地域に分かれています。

中央部: 岩谷、四観音道西、四観音道東、姫ケ池上、蝮池上の各地域
南東部: 鹿子殿、瓶杁の各地域

歴史

町名の由来

田代という地名は、田を拓くために開墾された土地であることを示しています。

沿革

1876年（明治9年）：丸山村の一部、末森村、上野新田が合併し、田代村が誕生。
1889年（明治22年）10月1日：町村制施行により、愛知郡田代村となる。
1906年（明治39年）5月10日：合併により、愛知郡東山村大字田代となる。
1921年（大正10年）8月22日：名古屋市に編入され、同市東区田代町となる。
1932年（昭和7年）3月14日：東区田代町字堀割に合資会社東山脳病院が設立。
1934年（昭和9年）10月1日：一部が東区不老町、四谷通、萩岡町、仁座町、中区山手通、高峯町に編入。
1934年（昭和9年）4月：東区田代町字城山に浄土宗宝亀山相応寺が移転。
1935年（昭和10年）11月5日：一部が東区坂下町、覚王山通、池下町に編入。
1937年（昭和12年）10月1日：千種区編入に伴い、同区田代町となる。
1938年（昭和13年）12月1日：一部が千種区城木町、南明町、日岡町、大島町に編入。
1942年（昭和17年）11月27日：一部が大島町、田代本通、川崎町、幸川町に編入。
1945年（昭和20年）9月20日：大規模な町域変更。
1947年（昭和22年）1月28日：一部が東山通、東山元町、唐山町に編入。
1948年（昭和23年）
3月1日：一部が千種区城山町、月見坂町、末盛通、城木町、南明町、朝岡町、覚王山通に編入。
9月1日：一部が千種区丸山町に編入。
1952年（昭和27年）7月10日：一部が千種区春里町に編入。
1953年（昭和28年）3月1日：一部が千種区徳川山町に編入。
1955年（昭和30年）1月15日：一部が千種区自由ケ丘、徳川山町、春里町に編入。
1961年（昭和36年）10月20日：一部が千種区城山新町、姫池通に編入。
1977年（昭和52年）1月23日：一部が千種区平和が丘三丁目および名東区平和が丘三丁目に編入。
1980年（昭和55年）11月23日：一部が千種区高見一丁目、向陽一丁目に編入。
1981年（昭和56年）9月20日：一部が千種区平和公園一丁目から同三丁目および富士見台、名東区平和が丘一丁目に編入。
1985年（昭和60年）
8月25日：一部が千種区新池町に編入。
10月27日：一部が千種区星が丘元町に編入。
1986年（昭和61年）11月17日：一部が千種区鹿子殿に編入。
2005年（平成17年）9月5日：一部が千種区星が丘山手となり、一部が同区桜が丘に編入。

世帯数と人口

詳細な世帯数と人口データは省略します。

学区

市立小・中学校、公立高等学校の学区に関する情報は省略します。

施設

字瓶杁

東山公園（東山動植物園）: 広大な敷地を持つ公園。
名古屋市千種図書館: 地域住民の学習をサポートする図書館。
市立名古屋ユースホステル: 1968年（昭和43年）4月に建設された公立のユースホステルでしたが、2006年（平成18年）に閉館。

字岩谷

山神社

字四観音道東

メゾン覚王山月宮殿

字四観音道西

東山給水塔
鉈薬師

字姫ヶ池上

放生池（跡）: かつては「西どろあき池」「西源蔵池」「上姫ケ池」とも呼ばれた農業用溜池。覚王山日泰寺の参拝者が生き物を放つことで功徳を得ようとしたため放生池と呼ばれるようになった。1982年（昭和57年）に埋め立てられ、現在は石碑が残るのみ。

もう一度検索