田原市消防本部

田原市消防本部について

田原市消防本部（たはらししょうぼうほんぶ）は、愛知県田原市に設置された消防機関で、地域の安全と防災を担っています。田原市全域がその管轄区域であり、地域住民の生命や財産を守るため、日々様々な活動を行っています。

連絡先と所在地

田原市消防本部の住所は、愛知県田原市田原町南番場30-1です。広大な管内面積は188.58km²に及び、定員は126名の職員が配属されており、しっかりとした人員体制を整えています。

消防署とその構成

田原市には、1つの消防署と2つの分署が設置されています。この施設は、地域住民の安全のために、様々な役割を果たしています。主要な消防機械も充実しており、例えば、普通消防ポンプ自動車が4台、水槽付消防ポンプ自動車が3台、はしご付消防自動車が1台と、災害に迅速に対応できる体制が整えられています。

さらに、化学消防自動車や高所放水車なども常備しており、特殊な火災にも対応できる能力を持っています。救急車両も高規格救急自動車が5台あり、地域の救急対応に力を入れています。これらの機材を活用し、日々の訓練を重ねることで、専門的な救助作業を行っています。

歴史的背景

田原市消防本部の歴史は1970年に始まります。その年の4月には、田原町役場に消防係が設置され、同年8月には救急車が配備されました。1971年には、正式に田原町消防本部が設立され、その後、消防庁舎の建設などが進みました。

1980年代以降は、次々と新しい機材を配備し、特に1989年には救助工作車を導入するなど、地域の防災力を強化していきました。1999年には赤羽根町の消防業務を受け継ぎ、2003年には新たに田原市が発足し、消防本部の名称も改称されました。2005年には渥美町との合併があり、消防組織も一段と充実しました。

組織構成と部署

田原市消防本部は、主に防災対策室と消防課から成る組織で、各部門が連携して活動しています。また、各消防署でも専門的な教育を受けた人員が、出動体制を整えています。

また、地域住民への防災イベントの開催や、消防訓練の実施など、地域密着型の活動も積極的に行っています。これは、地域住民に防災意識を高めてもらうための大切な取り組みです。

まとめ

田原市消防本部は、愛知県田原市において、地域の安全を守るための重要な機関です。消防署と分署、そして多様な消防機器を駆使し、日々刻々と変化する危険に対して迅速に対応しています。また、その歴史は地域住民の安全を守るために積み重ねられてきたものであり、今後もさらなる発展が期待される機関です。

もう一度検索