田崎橋停留場

田崎橋停留場について



概要


田崎橋停留場(たさきばしていりゅうじょう)は、熊本県熊本市西区春日二丁目に位置する、熊本市交通局の熊本市電田崎線の電停です。停留所番号は1号で、田崎橋からはおおよそ50メートル離れています。この電停は、かつて単線区間であった田崎橋から二本木口電停間の改変を経て、2010年からはサイドリザベーション化され、2面1線の構造に移行しました。

歴史


田崎橋停留場は1959年(昭和34年)12月24日に開業し、その後数回の移設を繰り返しました。
  • - 1964年9月15日: 1度目の移設。
  • - 1971年4月: 2度目の移設。
  • - 2010年4月26日: サイドリザベーション化に伴い3度目の移設を実施。
  • - 2024年7月26日: 停留場に接続する田崎橋電停 - 二本木口電停間で脱線事故が発生し、29日まで一時運休となりました。

停留場の名称は、付近にある坪井川に架かる橋と地域の地名に由来しています。

停留場の構造


2010年4月25日までは、1面1線の単式ホームであったこの停留場ですが、翌日からのサイドリザベーション化により、田崎本町から春日二丁目方面に移設され、現在は2面1線の構造を持つようになりました。降車は進行方向の右側からでしたが、現在の構造では異なる降車方式が採用されています。

利用状況


停留場周辺は、国の合同庁舎や坪井川が周囲にあるものの、住宅街も広がっており、地域住民にも利用されています。

周囲には、以下のような重要な施設があります:

さらに、西側に徒歩10〜15分の距離に以下の施設が存在します:

バス路線


田崎橋電停近くの最寄りのバス停留所は田崎橋バス停および二本木口バス停です。特に桜町BT方面に向かう場合、田崎橋停留場の北側にある二本木口が最寄りのバス停となります。地域内のバス路線に加え、熊本市電とは異なる路線も存在するため、交通の便が整っています。

このエリアでは、産交バスによる熊本駅直行便や、植木・山鹿方面からの運行も行われており、「田崎橋」という名の便も目立ちます。特に熊本駅直行便は平日朝に多くの便が運行されています。

隣接する停留場


この停留場の隣には、同じくA系統の二本木口電停(2号停留場)があり、こちらとの接続も容易で、利用者にとって便利な交通手段を提供しています。

以上のように、田崎橋停留場は地域に根ざした交通拠点であり、住民や訪問者にとって重要な役割を果たしています。

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