田畑藤本(たばたふじもと)
田畑藤本は、吉本興業東京本社に所属していたお笑いコンビで、東京NSCの13期生として
2007年に結成されました。コンビとして活動を続けていましたが、
2020年12月31日に解散しました。解散後もメンバーそれぞれがピン芸人として活動を続けており、2022年には田畑勇一が新たに「とらふぐ」というコンビを結成しています。
メンバー紹介
田畑 勇一(たばた ゆういち)
- 立ち位置は向かって右
- - 経歴: 立命館宇治高等学校、立命館大学経営学部を卒業し、カナダの大学に留学経験があります。英会話能力が高く、ピースの綾部の家庭教師を務めたこともあります。お笑いを志す際、両親の反対を受けながらも母親の支えを得て活動を始めました。以前はソフトテニス選手として活躍し、京都府で1位になったこともある実績があります。2019年には活動名を本名から勇一に改名し、コンビ解散後は阿部直也とのユニット「とらふぐ」を結成。M-1グランプリ2022では準々決勝進出を果たしました。
藤本 淳史(ふじもと あつし)
- 立ち位置は向かって左
- - 経歴: 京都成章高等学校から東京大学工学部機械工学科を卒業し、大学では破壊力学について研究していました。お笑いに対しても親の反対がありましたが、現在はテレビでの活動が多く、特に東大出身であることを武器にしています。2021年にはYouTubeチャンネルでADHDを公表し、コンビ活動中にはその自覚がなかったものの、多くの経験を振り返っています。
結成の経緯
田畑と藤本は京都市立桂中学校の同級生として知り合いました。大学戻った際に藤本が「お笑いやろうや!」と言ったことがきっかけとなり、田畑も次第に興味を持ち始め、コンビ結成に至りました。藤本は大学院への進学も考えましたが、それを断りNSCに入学しました。彼らの芸風は主にしゃべくり漫才で、藤本は東大卒を前面に出すスタイルで知られていました。
主な活動と出演
田畑藤本は、M-1グランプリに参加し、様々なライブやテレビ番組にも出演してきました。特に「
PON!」や「ミルベキ!」などで活躍し、知名度を上げました。解散後もそれぞれの道で活躍し続けており、田畑は「とらふぐ」として漫才を行い、藤本は各種テレビ番組や
YouTubeでの活動を充実させています。
賞レース成績
田畑藤本は、数々のコンペティションでも好成績を収めており、特に「今宮子供えびすマンザイ新人コンクール」では新人漫才奨励賞を受賞しました。また、THE MANZAI2014では認定漫才師に、M-1グランプリでは
2015年に準々決勝進出の成績を収めるなどしています。
まとめ
田畑藤本は、解散後もそれぞれのキャリアを大切にしつつ、お笑い界で続けて活動をしています。彼らのユニークなスタイルと、個々のバックグラウンドは、今後のさらなる活躍に期待が寄せられています。お笑いファンからの熱い支持を受けながら、これからも舞台で輝き続けることでしょう。