田辺市消防本部

田辺市消防本部の概要

田辺市消防本部（たなべししょうぼうほんぶ）は、和歌山県田辺市に所在する消防機関で、地域住民の安全を日々守るために活動しています。管轄するエリアは、田辺市全域と西牟婁郡上富田町の全ての地域を含みます。これにより、広範囲にわたって効果的な消防活動が行われています。

基本情報

• - 所在地: 和歌山県田辺市新庄町46番地の119
• - 管内面積: 1084.26km²
• - 職員数: 159人
• - 消防署の施設数: 消防署1カ所、消防分署6カ所

主な機材

田辺市消防本部では、様々な消防車両や機材を保有しており、これらは地域の火災や救急事案に迅速に対応するための重要な役割を果たしています。具体的な機材は以下の通りです。

• - 普通消防ポンプ自動車: 5台
• - 水槽付消防ポンプ自動車: 5台
• - 屈折はしご車: 1台
• - 化学消防車: 1台
• - 救急自動車: 10台
• - 指揮車: 5台
• - 救助工作車: 2台
• - 電源・照明車: 1台
• - 小型動力ポンプ: 17台
• - 広報車: 4台
• - 資機材搬送車: 4台
• - その他の車両: 6台

歴史的背景

田辺市消防本部の歴史は長く、多くの地域の安全を支えるために多様な取り組みを行ってきました。特に、2016年4月には消防本部および田辺消防署が新しい高台へ移転し、紀南病院の近くに新しい施設を設置しました。この移転によって、地域のアクセスがさらに改善され、旧消防本部および田辺消防署は扇ヶ浜分署に改称されました。また、この際に北分署も廃止され、最新の設備を備えた新しい消防機関が誕生しました。

地域貢献

田辺市消防本部は、火災の消火活動だけでなく、救急医療や救助活動にも力を入れています。地域住民に対して定期的に防火・防災訓練を実施し、心理的な安心感を提供すると同時に、実際の事故発生時には迅速かつ的確な対応を行っています。また、地域のイベントにも積極的に参加し、消防活動の重要性を広める取り組みを行っています。

このように、田辺市消防本部は地域に密着した消防機関として、住民の安全を守るための重要な役割を果たしています。

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