田邉淳

田邊淳：日本のラグビーを支える指導者

田邊淳氏は、1978年6月25日生まれ、奈良県出身のラグビー指導者です。選手時代から卓越した才能を発揮し、数々の栄光を掴み、現在はジャパンラグビーリーグワンのクボタスピアーズ船橋・東京ベイでアシスタントコーチとして活躍しています。

華麗なる選手時代

3歳の時にラグビーを始め、茨木ラグビースクールでその才能を開花させました。その後、報徳学園高校、シャーリーボーイズ高校、クライストチャーチ教育大学と進み、高いレベルで研鑽を積みます。

ポジションは主にセンター(CTB)とフルバック(FB)を務め、171cm、76kgの体格から繰り出されるパワフルかつ繊細なプレーで知られていました。2003年、三洋電機（現クボタスピアーズ）に入社。同年9月14日に行われたジャパンラグビートップリーグ第1節の近鉄ライナーズ戦で公式戦デビューを飾ります。

日本代表としては、2010年11月6日のリポビタンDチャレンジカップロシア戦で初キャップを獲得。国際舞台でもその実力を証明しました。代表通算キャップ数は3です。

トップリーグでは、その卓越したプレーで数々のタイトルを獲得。2007-2008シーズン、2009-2010シーズン、2010-2011シーズンと3度のベストフィフティーンに選出されるなど、リーグを代表する選手として活躍しました。特に2009-2010シーズンには、トップリーグ得点王とベストキッカーにも輝き、その攻撃力を遺憾なく発揮しました。

2013年に現役を引退。

指導者としてのキャリア

引退後もラグビー界への貢献を続け、2014年にはパナソニックワイルドナイツのBKコーチに就任。その後、サンウルブズのアシスタントコーチを経て、2019年からクボタスピアーズのアシスタントコーチとして指導にあたっています。選手時代の経験と知識を活かし、若手選手の育成に尽力。その指導力には定評があり、多くの選手を育てています。

才能と経験を活かし、日本のラグビー界を牽引

田邊淳氏は、選手として、そして指導者として、日本のラグビー界に大きな貢献を果たしています。持ち前の才能と豊富な経験を活かし、後進の育成に力を注ぎ、日本のラグビー界の更なる発展に貢献し続けているのです。ニックネームは「スラッシー」で、その人柄を表すように、選手やスタッフから慕われています。これからも日本のラグビー界を支える存在として、活躍が期待されます。

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