由利本荘市立由利中学校

由利本荘市立由利中学校

由利本荘市立由利中学校は、秋田県由利本荘市前郷に所在する公立中学校です。豊かな自然に囲まれた環境に位置し、地域に根ざした教育活動を展開しています。

概要

本校は、旧由利郡由利町を学区としており、由利小学校の通学区域に相当します。全校生徒数は200名から300名程度と、秋田県内の中学校としては比較的小規模です。しかし、その規模からは想像できないほど、スポーツ活動が盛んであり、特にバレーボール部やサッカー部などは全県レベルで優秀な成績を収めています。複数のスポーツで全県優勝、東北大会出場の記録を持っており、県内でも有数のスポーツ強豪校として知られています。

沿革

1947年（昭和22年） - 秋田県由利郡東滝沢中学校として設立。
1966年（昭和41年） - 前郷中学校・西滝沢中学校を廃校し、由利町立由利中学校と改称。
1970年（昭和45年） - 鮎川中学校を廃止し、由利中学校に統合（現在の学区となる）。
1971年（昭和46年） - 町内三校が完全統合。
2005年（平成17年） - 市町村合併により由利本荘市が発足し、由利本荘市立由利中学校となる。

部活動の歴史

本校の部活動は、個人競技を除き、全県レベルの大会で目覚ましい成果を上げています。以下に主な実績を紹介します。

1976年（昭和51年） - バレーボール部が全県総合体育大会で優勝。
1979年（昭和54年） - バレーボール部が全県総合体育大会で優勝。以後、1982年（昭和57年）まで4連覇を達成。
1980年（昭和55年） - 全県総合体育大会でバレーボール部以外にもサッカー部・ソフトボール部が優勝（ソフトボール部は東北大会も優勝）。
1994年（平成6年） - 野球部が全県大会で優勝、東北大会で準優勝、全国大会に出場。
2005年（平成17年） - サッカー部が全県総合体育大会で優勝。
2009年（平成21年） - サッカー部が全県総合体育大会で優勝、東北大会でも優勝、全国大会でベスト16に進出。

これらの実績は、生徒たちの努力の賜物であるとともに、指導者の熱心な指導、そして保護者や地域住民の温かい支援の賜物であると言えるでしょう。

教育方針

由利本荘市立由利中学校では、生徒一人ひとりの個性と才能を伸ばす教育を実践しています。学力向上はもちろんのこと、豊かな人間性を育むことにも力を入れています。地域との連携を大切にし、地域社会に貢献できる人材の育成を目指しています。

主な関係者

小松晃
畠山啓
高橋哲（元モンテディオ山形GK）

関連項目

秋田県中学校一覧

外部リンク

由利本荘市立由利中学校 公式サイト

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