男と女3

『男と女3 -TWO HEARTS TWO VOICES-』

『男と女3 -TWO HEARTS TWO VOICES-』は、2010年9月29日にリリースされた稲垣潤一の3枚目のデュエットアルバムです。このアルバムは、12名の女性アーティストとのコラボレーションによって構成されており、デュエットを通じて新たな音楽の魅力を引き出しています。

アルバムの概要

このアルバムは、前作や前々作とは異なる松任谷由実の楽曲カバーを含んでおり、ファンにとって新しい聴きどころが満載です。また、特別版としてオリジナルカラオケCDが付属した『男と女3 -TWO HEARTS TWO VOICES- Special Edition』も同時にリリースされました。音楽の多様性を魅力に、2枚組構成になっています。

収録曲

アルバムには名曲が多数収録されており、各曲には多彩なアーティストが参加しています。例えば、相川七瀬とのデュエットによる『愛が止まらない』は、オリジナルがWinkによって1988年にリリースされたもので、作詞・作曲はMike Stock、Matt Aitken、Pete Watermanの作品です。

他にも、米米CLUBの名曲『浪漫飛行』とノッコとのデュエット、久保田早紀の『異邦人』と荻野目洋子とのコラボレーション、岡本真夜の『TOMORROW』では玉城千春と共演しています。各曲では、オリジナルの雰囲気を大切にしながらも、稲垣潤一ならではの温かみのある歌声が魅力的に表現されています。

特に注目すべきは、DREAMS COME TRUEの『笑顔の行方』で、水樹奈々と共演。さらに、小泉今日子の名曲『あなたに会えてよかった』では島谷ひとみとのデュエットも収められており、聴く者に深い感動を与えます。

参加ミュージシャン

アルバムには、元T-SQUAREのサクソフォーン奏者である本田雅人が参加しており、これによってさらに音楽の幅が広がっています。特に『笑顔の行方』ではアルト・サクソフォンを、『また君に恋してる』ではソプラノ・サクソフォンを演奏し、『埠頭を渡る風』ではフルートも扱っています。

まとめ

『男と女3 -TWO HEARTS TWO VOICES-』は、彼のキャリアの中で重要な位置を占める作品であり、多くのファンに愛される理由が詰まっています。色とりどりの女性アーティストとのハーモニー、懐かしい楽曲の新しい解釈は、聴く者に新たな体験を提供します。このアルバムは、聴きやすく、かつエモーショナルな要素にあふれた作品として、デュエットアルバムの中で特に際立っています。

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