番由紀子

番由紀子

番由紀子（ばん ゆきこ、6月17日 - ）は、日本のアニメーター、キャラクターデザイナーとして知られています。studio C-ZOOに所属し、数々の人気アニメ作品に携わってきました。代々木アニメーション学院を卒業後、アニメーターとしてのキャリアをスタートさせました。

主な参加作品

番由紀子は、テレビアニメ、劇場アニメ、OVA、Webアニメと幅広い分野で活躍しています。特にキャラクターデザインと作画監督としての評価が高く、その繊細で美しいキャラクター表現は多くのファンを魅了しています。

テレビアニメ

1997年の『吸血姫美夕』、『ポケットモンスター』で原画を担当し、アニメーターとしてのキャリアをスタートさせました。その後、『GTO』で作画監督を務め、頭角を現します。2002年には『.hack//SIGN|.hack__SIGN』で初めてキャラクターデザインを担当し、その才能を開花させました。その他、『NARUTO -ナルト-』、『東京アンダーグラウンド』、『奇鋼仙女ロウラン』など、数々の人気作品で作画監督を務めています。

2003年には『AVENGER』でキャラクターデザインと作画監督を担当し、その独特な世界観を表現しました。2006年には『銀魂』、『少年陰陽師』で作画監督として参加し、幅広い層のファンを獲得しました。2012年には『BRAVE10』、『黄昏乙女×アムネジア』でキャラクターデザインと総作画監督を務め、その実力を改めて示しました。

近年では、2017年からの『弱虫ペダル NEW GENERATION』、『弱虫ペダル GLORY LINE』でキャラクターデザインを担当し、2023年には『お嬢と番犬くん』でキャラクターデザインと総作画監督を務めています。2025年放送予定の『SAKAMOTO DAYS|SAKAMOTO_DAYS』では総作画監督として参加予定です。

劇場アニメ

劇場アニメでは、1997年の『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に|新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air_まごころを、君に』で動画を担当しました。2006年の『劇場版 遙かなる時空の中で 舞一夜』では作画監督を務めました。2022年には『THE FIRST SLAM DUNK』でサブキャラクターデザインを担当し、話題となりました。2023年には『劇場版 Collar×Malice -deep cover-』でキャラクターデザインを担当しています。

OVA

OVA作品では、1999年の『真ゲッターロボ 世界最後の日』、『銀河英雄伝説外伝 螺旋迷宮』で原画を担当しました。2007年の『MURDER PRINCESS』では作画監督を務めました。2011年の『世界一初恋 〜小野寺律の場合〜』ではプロップデザインを担当しました。

Webアニメ

Webアニメとしては、2010年の『Starry☆Sky』で総作画監督と絵コンテを担当しました。

評価と影響

番由紀子は、その繊細で美しいキャラクターデザインと、安定した作画で多くのアニメファンから支持されています。特に、キャラクターの表情や感情を豊かに表現する能力が高く評価されています。彼女がキャラクターデザインや作画監督を務めた作品は、いずれも高いクオリティを誇り、アニメ業界に大きな影響を与えています。

外部リンク

• - 番屋本舗 - ウェイバックマシン（2016年3月4日アーカイブ分）（公式ブログ）

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