癒されBar若本

癒されBar若本

『癒されBar若本』は、声優の若本規夫がパーソナリティを務めたインターネットラジオ番組（アニラジ）です。渋い声と独特の語り口で人気を博しました。

概要

番組は、マスター若本（セルジオ若本）とアンドロイド・バーテンダーのピンキー（三好りえ）が、カフェ＆バー『Two-Face』を舞台に、リスナーを癒すというコンセプトで展開されました。毎回ゲストにお酒が振る舞われ、若本とのトークが繰り広げられます。若本自身が「男子禁制」と語るように、独特の雰囲気が漂う番組でした。

リスナーは、番組ホームページからMP3形式のファイルが含まれた圧縮ファイルをダウンロードして聴取する形式がとられていました。

配信期間

癒されBar若本: 2007年10月12日（第0回）～2008年12月26日（第28回）
癒されBar若本シーズンZwei: 2009年1月9日～2010年8月15日
癒されBar若本～風のワンダラー～: 2011年8月3日～

スタッフ

パーソナリティ：若本規夫
アシスタントパーソナリティ：三好りえ
製作：Beatniks

コーナー紹介

番組は主に3部構成で、ユニークなコーナーが多数ありました。

オープニング: 若本の渋い語りからスタート。吉永小百合ネタは定番でした。アンドロイド・バーテンダー三好のスイッチを入れる演出がありましたが、徐々に忘れられていったようです。
癒されカクテルおりじなる: リスナーやゲストから寄せられたテーマをもとに、ピンキーがオリジナルカクテルを作るコーナー。実際に番組内で創作されたカクテルは、Two-Faceで提供されていたようです。
若本降臨！: リスナーが日常で言ってしまった「若本っぽい」言葉を紹介するコーナー。若本自身がその言葉を独特の口調で読み上げることもありました。
ポエムトーク: リスナーから寄せられた詩を、若本やゲストが朗読するコーナー。若本の朗読は、詩の世界観をより深めるものでした。
ふつおた: リスナーからの普通のお便りを紹介するコーナー。若本は「ふつおたは苦手」と公言していました。
ラジオドラマ: マスター若本とゲストによるミニラジオドラマ。新旧の舞台作品の一部が演じられました。脚本はリスナーからも募集していました。
エンディング: ピンキーのスイッチをオフにした後、若本の語りで締めくくられました。

ゲスト

1ヶ月（2回）単位で同じゲストが登場しました。様々な声優やタレントがゲストとして番組を盛り上げました。

製作されたカクテル

番組内で製作されたオリジナルカクテルは、実際にTwo-Faceで提供されていました。価格は全て1,200円でした。

wakamoto Cat's Eye
ハヤテのごとく!ぶるぅぅうぅ
オカヅカ-カクテル
こつまなんきん
クレメンタイン
ストロング・ストロベリー・パワー
シルキースキン
オードリー
ひぐらし鳴く
カナカナ
falling tears
ラスボス
ベーゼメカラッタ
いとしのナナ
モテオーラ

DJCD

過去の放送を収録したDJCDも発売されました。

癒されBar若本 the CD vol.01: 0回から10回と公開録音『東京国際アニメフェア』を収録。
癒されBar若本 the CD vol.02: CDドラマ『誰知らず～戦国散華異聞～』・『鬼を呼ぶ』、11回から20回と公開録音『癒されBar若本 in 大阪アニミックス』を収録。
* 癒されBar若本 the CD vol.03: Zweiパーソナリティによる歌＋公開録音『癒されBar若本 in なかのzero』、21回から28回（およびZweiの29回から30回）までを収録。


『癒されBar若本』は、独特の世界観と若本規夫の個性的なパーソナリティが魅力の、記憶に残るインターネットラジオ番組でした。

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