アルバム『白い街角』の詳細
『白い街角』(英語表記:EMPTIEST FEELING)は、
1983年1月21日に発売された
タケカワユキヒデの3枚目のスタジオ
アルバムです。この作品には、10曲が収められ、そのうち9曲が日本語の歌詞で構成されています。アーティスト名は漢字で「武川行秀」と表記され、これが彼の名前でクレジットされた最初の作品となります。それに加えて、著名なアレンジャーである
ミッキー吉野が最後に関わった
アルバムでもあるため、音楽ファンにとって非常に特別な意義を持っています。
タケカワは「つじむつじ」としても知られている作詞家であり、本
アルバムでもいくつかの楽曲の作詞を手掛けています。彼の独特な音楽スタイルや歌声が光るこの
アルバムには、サポートバンド
TALIZMANが演奏を担当しており、彼らの演奏が
アルバムの魅力を一層引き立てています。
収録曲一覧
この
アルバムに収録されている楽曲は以下の通りです。
1.
EMPTIEST FEELING(白い街角)
作詞:
岡田冨美子、つじむつじ
作曲:
タケカワユキヒデ
編曲:
ミッキー吉野
2.
SO BABY(ソー・ベイビー)
作詞:
岡田冨美子
作曲: 武川行秀
編曲:
ミッキー吉野
3.
PIANO BLUE(ピアノ・ブルー)
作詞: WILL WILLIAMS、つじむつじ
作曲: 武川行秀
編曲:
ミッキー吉野
(この曲は
ゴダイゴの
アルバム『
M.O.R.』に収められている「PIANO BLUE」の日本語バージョンです。)
4.
HAPPY BIRTHDAY(月夜のバースディー)
作詞: つじむつじ
作曲:
タケカワユキヒデ
編曲:
ミッキー吉野
5.
ROCK-A-BYE-NOW(ロッカ・バイ・ナウ)
作詞: つじむつじ
作曲:
タケカワユキヒデ
編曲:
ミッキー吉野
6.
LEMON DROPS(涙のレモン・ドロップス)
作詞: つじむつじ
作曲: 武川行秀
編曲:
ミッキー吉野
7.
I'll CHANGE MYSELF THIS TIME(さよならのラブレター)
作詞: つじむつじ
作曲: 武川行秀
編曲:
ミッキー吉野
8.
ENDRESS ROAD(エンドレス・ロード)
作詞:
岡田冨美子、つじむつじ
作曲: 武川行秀
編曲:
ミッキー吉野
9.
HARD WORLD(ハード・ワールド)
作詞: つじむつじ
作曲:
タケカワユキヒデ
編曲:
ミッキー吉野
10.
GRAPE SEED(グレープ・シード)
作詞: WILL WILLIAMS
作曲:
タケカワユキヒデ
編曲:
ミッキー吉野
このように『白い街角』は、
タケカワユキヒデの音楽的探求心と革新性を示す作品でありながら、彼の情感豊かな歌詞や旋律が楽しめる
アルバムです。音楽シーンにおいても、彼の存在感や影響力を再確認できる重要な一枚です。