M.O.R.

アルバム「M.O.R.」の魅力

1981年9月1日、ゴダイゴによりリリースされた6枚目のオリジナルアルバム「M.O.R.」。このアルバム名は、「MIDDLE OF THE ROAD」の頭文字を取ったもので、幅広い音楽スタイルを表現しています。アルバムのジャケットには、メンバーの特徴を活かした似顔絵が描かれており、前作『Kathmandu』の販促ポスターを元に制作されています。特にメンバーの浅野は、短髪で描かれており、髪を束ねていたことが影響しているようです。

このアルバムでは、ゴダイゴの音楽スタイルに新しい風が吹き込まれ、作詞面でも変化が見られます。従来は奈良橋陽子が中心となって作詞を担当していましたが、本作では彼女の夫でありプロデューサーでもあるジョニー野村（WILL WILLIAMS）や、ドラマーのトミー・スナイダーが多くの曲の作詞を手掛けています。これによりアルバムは新たな表現が加わり、魅力的なサウンドが展開されています。

収録曲の紹介

収録されている楽曲の中には、シングルカットされている「THREE YEARS OF LOVE（愛の3イヤーズ）」や「NOTHING（ナッシング）」があり、これらは日本語版としてもリリースされています。

トラックリスト

1. INTRODUCTION~M.O.R.
- 作詞: WILL WILLIAMS
- 作曲: ミッキー吉野、タケカワユキヒデ
- 編曲: ミッキー吉野

2. LONELINESS（ロンリネス）
- 作詞: WILL WILLIAMS
- 作曲: タケカワユキヒデ
- 編曲: ミッキー吉野

3. THREE YEARS OF LOVE（愛の3(スリー)イヤーズ）
- 作詞: H.E.R. Barnes
- 作曲: タケカワユキヒデ
- 編曲: ミッキー吉野

4. PIANO BLUE（ピアノ・ブルー）
- 作詞: WILL WILLIAMS
- 作曲: タケカワユキヒデ
- 編曲: ミッキー吉野

5. RIVER KEEP RUNNING（リヴァー・キープ・ラニング）
- 作詞: 奈良橋陽子
- 作曲・編曲: ミッキー吉野

6. A HUNDRES YEARS FROM NOW（ア・ハンドレッド・イヤーズ・フロム・ナウ）
- 作詞: H.E.R. Barnes
- 作曲・編曲: ミッキー吉野

7. HOME IS CALLING ME（ホーム・イズ・コーリング・ミー）
- 作詞: Tommy Snyder
- 作曲: Steven Schoenberg
- 編曲: ミッキー吉野

8. TEARS（ティアーズ）
- 作詞・作曲: Tommy Snyder
- 編曲: ミッキー吉野

9. JUST BE THERE（ジャスト・ビー・ゼア）
- 作詞: H.E.R. Barnes
- 作曲・編曲: ミッキー吉野

10. IT'S ONLY MONEY（イッツ・オンリー・マネー）
- 作詞: H.E.R. Barnes
- 作曲・編曲: ミッキー吉野

11. NOTHING（ナッシング）
- 作詞: WILL WILLIAMS
- 作曲: タケカワユキヒデ
- 編曲: ミッキー吉野

「M.O.R.」は新たなアプローチと創造性に満ちたアルバムであり、聴く人に優れた音楽体験を提供している作品と言えるでしょう。ゴダイゴの音楽に触れる際には、ぜひこのアルバムをフィーチャーしてみてください。

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