白馬五竜高山植物園

白馬五竜高山植物園は、長野県白馬村に位置する高山植物園です。白馬五竜スキー場のアルプス平ゲレンデのパノラマコースを再利用して整備されました。この植物園は、高山帯ではない場所にありますが、周辺の地質環境の影響により、高山植物が自然に生育しています。

2000年に地域住民の協力のもと、アルプス平ゲレンデに高山植物の植栽を開始したことが、この植物園の始まりです。その後、2003年には「五竜アルプス山野草園」として開園しました。さらに、2007年にはロックガーデン「白馬連峰高山植物生態園」の造成に着手し、2009年には植栽を開始しました。2010年には、学術的な価値を高め、国際的な植物園としての認知を目指し、「白馬五竜高山植物園」へと名称を改めました。2013年には、長野県で初めて日本植物園協会の加盟植物園となり、2015年にはエスカルプラザ前に「エスカルガーデン」がオープンしました。2016年には、日本植物園協会の第51回大会・総会が当植物園で開催されました。

この植物園は、高山植物の観察を容易にすることを目的としており、訪れる人々に高山植物の美しさと生態を間近で体験する機会を提供しています。長年にわたり、地域社会と連携しながら、高山植物の保護と普及に貢献しています。

沿革

2000年 - 地域の方々と協力し、アルプス平ゲレンデに高山植物の植栽を開始。
2003年 - 「五竜アルプス山野草園」として開園。
2007年 - ロックガーデン「白馬連峰高山植物生態園」の造成に着手。
2009年 - ロックガーデン「白馬連峰高山植物生態園」に植物の植栽を開始。
2010年 - 学術的な意味合いを強め、国際的な植物園を目指し、「五竜アルプス山野草園」から「白馬五竜高山植物園」へ名称変更。
2013年 - 長野県初の日本植物園協会加盟植物園となる。
2015年 - エスカルプラザ前に「エスカルガーデン」がオープン。
2016年 - 日本植物園協会の第51回大会・総会を白馬五竜高山植物園にて開催。

外部リンク

* 公式ウェブサイト

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