白馬五竜スキー場

白馬五竜スキー場

白馬五竜スキー場は、長野県北安曇郡白馬村に位置するスキー場です。かつては「五竜とおみスキー場」という名称で親しまれていました。

概要

白馬連峰の五竜岳山麓に広がるゲレンデからは、五竜岳や唐松岳の壮大な景色を一望できます。この景観を楽しみながら滑走できるのが、このスキー場の大きな魅力です。隣接するHAKUBA47ウィンタースポーツパークとは共通券が利用可能で、両スキー場を合わせると広大なエリアと標高差を存分に満喫できます。

また、白馬五竜スキー場は、日本で初めてゴンドラリフト「五竜テレキャビン」を導入したことでも知られています。

スキー場の構成

スキー場は、山頂部に位置するアルプス平ゲレンデと、麓に広がるいいもり・とおみゲレンデで構成されています。アルプス平ゲレンデからは、Hakuba47ウィンタースポーツパークへの連絡コースが設けられています。山頂部と山麓の間には上級者コースが配置されているため、初心者の方はゴンドラを利用して安全に下山することができます。

沿革

白馬五竜スキー場の歴史は以下の通りです。

1950年 - 神城スキー場として創設。
1970年 - 五竜遠見開発株式会社へ移管。
1973年 - ゴンドラ「テレキャビン」を架設。
1982年 - 信州塩嶺高原開発株式会社へ移管。
1990年 - エスカルプラザを開設。
1995年 - ゴンドラリフト「テレキャビン」架け替え工事竣工。
1997年 - 五竜とおみスキー場から白馬五竜スキー場へ改称。
2000年 - サロモンステーションを開設。
2005年 - アルプス平に大展望台を設置。
2006年 - ウォータージャンププールを温水化。
2007年 - とおみスカイフォーリフト架け替え工事竣工。
2017年 - 日本で初めて、スキー場のネーミングライツパートナー企業としてエイブルと契約。

スキー場内の施設

とおみゲレンデの目の前には、充実した設備を誇るエスカルプラザがあります。地下1階から3階までのフロアには、深夜仮眠施設、温泉入浴施設「姫川温泉 竜神の湯」、各種ショップなどが揃っています。また、関東・関西方面からのツアーバスの発着場所にもなっています。

索道

ゴンドラリフト：1基
ペアリフト：5基
クワッドリフト：2基

その他

白馬五竜スキー場では、スキーやスノーボード以外にも様々な楽しみ方ができます。

恋人の聖地： 桂由美が主宰する恋人の聖地プロジェクトの第1号に選ばれており、「熱気球ウエディング」や「天空の花園ウエディング」など、ロマンチックなウエディングが実施されています。
高山植物園： グリーンシーズンには、アルプス平ゲレンデに高山植物が植栽され、「白馬五竜高山植物園」としてオープンします。
ロケ地： 過去には、「銀色のシーズン」や「雪のコンチェルト」といった映画のロケ地としても利用されました。
イベント： 長江健次が毎年自身の名を冠したスノーボード4時間耐久レースを開催していました。

脚注

白馬五竜スキー場は、豊富なアクティビティと美しい自然景観が魅力のスキー場です。冬はスキーやスノーボード、夏は高山植物園やウエディングなど、四季を通じて楽しむことができます。

関連項目

日本のスキー場一覧

外部リンク

エイブル白馬五竜
HAKUBA GORYU 47 | エイブル白馬五竜 & Hakuba47 Winter Sports Park

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