百瀬大騎

百瀬 大騎 (ももせ ひろき)

百瀬大騎は1997年3月11日、長野県松本市に生まれた元プロ野球選手で、内野手として横浜DeNAベイスターズに所属していました。彼のスポーツキャリアは小学生時代に始まり、最初は剣道をしていましたが、野球への興味から軟式野球チーム「蟻西ファイターズ」に入団しました。

経歴

プロ入り前

百瀬は松本市立旭町中学校で軟式野球部に入り、主に捕手として活動しました。その後、松本第一高等学校に進学し、2年生の夏には全国高等学校野球選手権長野大会でベンチ入りし、秋には遊撃手としてレギュラーに昇格しました。彼の俊足は50m走で5.9秒を記録するほどであり、強肩も持ち合わせていました。高校時代には通算5本のホームランを記録し、おそらくそのうちの4本はランニングホームランでした。

高校卒業後、彼は2014年のNPBドラフトで横浜DeNAベイスターズから6巡目で指名され、契約金2,300万円、年俸500万円の条件で入団しました。

プロ入り後

プロ入りした2015年には、イースタン・リーグで75試合に出場、打率は.175でした。翌年の2016年も103試合に出場し、10盗塁を記録しますが、打率は.177にとどまりました。2017年には54試合に出場し、打率は.154でしたが、内野手登録の選手が外野で8試合守るなど経験を積みました。

2018年には69試合に出場し、初本塁打を記録しましたが、打率は.190でした。シーズン終了後、台湾でのアジア・ウィンター・リーグにも参加しました。

2019年には二軍でスタートし、7月にはイースタン・リーグで月間打率.390をマーク。7月30日に一軍出場選手として登録され、翌日東京ヤクルトスワローズ戦で代打として登場しましたが、この試合が一軍での唯一の出場となりました。イースタン・リーグでは81試合で打率.237を残しました。

2020年も二軍からスタートし、キャンプ中に特大の本塁打を放ち、一軍昇格を果たしました。シーズン中、一軍で4試合に出場し、9月3日に初安打を記録しましたが、最終的には一軍出場はわずか4試合にとどまり、イースタン・リーグでは53試合に出場し打率.182でした。

引退

2020年11月3日、球団から戦力外通告を受け、12月15日に現役引退を表明しました。引退時には、松本第一高等学校の後輩である牧秀悟がドラフト指名を受けた直後でした。

現役引退後

現役引退後の2021年、DeNAの野球振興部に配属され、地域の幼稚園や小学校を訪問し、野球指導にも力を入れています。また、同年11月にはチーム広報としての役割を担うことが発表されました。

詳細情報

• - 背番号：64 (2015年 - 2020年)
• - 登場曲：

- 「モンスター」 大橋トリオ feat.秦基博 (2015年)
- 「Halation」 秦基博 (2016年)

百瀬大騎はプロ野球選手としてのキャリアを全うした後、球団での活動を通じて次世代への指導にも力を注いでいる選手です。

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