的山哲也

的山 哲也（まとやま てつや）

的山哲也は1970年10月1日に兵庫県姫路市花田町で生まれた元プロ野球選手であり、現在はコーチとして活動している。ポジションは捕手で、2009年から福岡ソフトバンクホークスでバッテリーコーチを務める。

経歴

現役時代

的山は福崎高校を卒業後、新日鐵広畑に入社し、1991年の都市対抗野球で優秀選手賞を受賞。1993年にはドラフト4位で近鉄バファローズに入団したが、最初の3年間は正捕手の座を他の選手に譲り、出場機会が限られていた。しかし1997年から出場機会が増え、レギュラー捕手の栄誉を手にした。

1999年には自己最多117試合に出場し、打率.235、8本塁打、39打点という成績を残す。しかし、その後、他の捕手の成長やトレード移籍を経て、さらなる競争にさらされることになる。特に2002年にはオールスターゲームでの活躍が評価され、MVPを獲得した。この年は重要な役割を果たし、勝利打点を挙げた。

引退後 & コーチングキャリア

2008年、古巣のオリックス戦でシーズン初安打を放ち、同年10月10日に現役引退を表明。その後、福岡ソフトバンクホークスでバッテリーコーチを務め、チームの成長に寄与した。特に、田上秀則を正捕手として定着させ、他にも数々の選手を育ててきた。

2009年から一軍バッテリーコーチとなり、2011年にはリーグ連覇と日本一に貢献。このように、引退後も現場での指導を通じて多くの成果を上げ続けている。

選手としての特徴

的山は強肩の持ち主であり、盗塁阻止率が高い捕手として知られた。彼のリード能力も高く、投手陣からの信頼も厚かった。さらに、料理上手としても知られており、同僚選手からは「大の料理上手」と評価されている。

また、的山は元プロ野球選手の嶋尾康史と親戚であり、同郷ということからも地域性の強い選手だといえる。

主な記録 & 表彰

オールスターゲーム MVP：1回（2002年 第2戦）
初出場：1994年7月13日
* 1000試合出場：2008年5月1日

脚注

的山哲也のプロとしてのキャリアは、選手からコーチへと変わる中でも多くの記録と功績を残し続けている。これからの活動にも注目が集まる。

関連項目

• - 兵庫県出身の人物
• - 大阪近鉄バファローズの選手
• - 福岡ソフトバンクホークスの選手

彼の経歴と実績は、現役時代の活躍だけではなく、引退後のコーチングキャリアにおいても素晴らしいものとなっている。

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