益田川

益田川（ますだがわ）

益田川は、島根県益田市を流れ、日本海に注ぐ二級水系の本流です。

地理

益田川は、島根県益田市美都町都茂の春日山北嶺に源を発し、北西へと流れます。益田市中須町と同市久城町の境界から日本海へと注ぎます。位置は、北緯34度42分14.2秒 東経131度50分12.5秒です。

流域では、島根県益田市美都町山本地区より上流を、流域の名称から嵯峨谷川（さがたにがわ）または葛篭川（つづらがわ）と呼ぶこともあります。

昭和58年7月豪雨

1983年（昭和58年）7月には、島根県西部を中心に「昭和58年7月豪雨」が発生し、益田川は氾濫しました。これにより、益田市の市街地、益田駅、益田市役所などの主要施設が甚大な被害を受けました。また、美都町も道路が寸断され、一時的に陸の孤島となりました。

この豪雨の際、気象庁の益田観測所では、日降水量325mm、最大1時間降水量90mmを記録しました。ただし、これらの記録は機器故障による欠測までの値です。

主な支流

深折川
都茂川
多田川

利水施設

嵯峨谷ダム（島根県益田市美都町都茂）
益田川ダム（島根県益田市久々茂町）

橋梁

下流から上流にかけて、益田川には数多くの橋梁が架かっています。

月見橋
五福寺橋 - 島根県道333号久城インター線
大元橋
吉田橋
益田新大橋 - 国道9号
曙橋 - 島根県道310号益田吉田線
雪舟橋
雪舟新橋 - 国道191号
山陰本線橋梁
昭和橋
大橋 - 県道171号線
新橋 - 萬福寺前に架かる
堀川橋 - 島根県道54号益田澄川線
八坂橋 - 島根県道54号益田澄川線
野坂橋 - 国道191号
新田倉橋
田倉橋
札場橋
来ル原橋
千歳橋
久々茂橋
逢瀬橋
（益田川ダム）
清地大橋
城趾橋
錦橋
蛍橋 - 県道309号線
万年田橋
仙道橋 - 国道191号線
田丸屋橋
下都茂橋
下都茂橋 - 国道191号線
境下橋 - 国道191号線
境上橋 - 国道191号線
山科橋 - 国道191号線
山科大橋 - 県道172号線
葛龍橋 - 県道172号線
矢対橋
馬瀬橋 - 県道172号線

並行する交通

* 国道191号

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