目黒区立不動小学校

目黒区立不動小学校

目黒区立不動小学校（めぐろくりつ ふどうしょうがっこう）は、東京都目黒区下目黒6丁目にある公立の小学校です。1940年に設立され、長い歴史を持つこの学校は、地域社会に深く根ざし、教育の場として多くの子どもたちに寄与しています。

沿革

目黒区立不動小学校は1940年4月1日に油面小学校として開校し、同年5月6日に現在の地に移転、5月20日に創立式を挙行しました。1941年には国民学校令に基づいて油面国民学校に改称されましたが、1945年には戦争の影響で校舎が焼失しました。その後、1947年には学制改革により不動小学校と改称され、1948年には校舎復旧が行われました。

1963年には屋内運動場兼講堂が完成し、1969年には給食室が整備されました。1973年には鉄筋コンクリート校舎が完成し、様々な施設が次々と整備されていきました。

1980年には創立40周年、1990年には50周年、2010年には70周年を迎え、いずれも記念式典が行われました。こうした節目の年を重ねる中で、学校は地域の子どもたちの成長を見守り続けています。1999年にはインターネットの導入も行われ、教育環境も時代に合わせて進化しています。

教育方針

目黒区立不動小学校では「自ら進んで考える子」、「仲よく助け合う子」、「ねばり強くやりとげる子」、「明るく健康な子」という4つの教育方針を掲げています。これにより、子どもたちが自立した思考を持つとともに、協力し合う大切さを学び、様々な困難を乗り越える力を育てることを目指しています。

通学区域

この学校の通学区域は、下目黒4丁目、5丁目、6丁目、目黒本町1丁目の全域にわたります。特に、学校の立地が品川区との境に近いため、品川区立小山台小学校の学区に属する一部地域の子どもたちにとっても、通学に便利な立地となっています。

進学先中学校

不動小学校を卒業した生徒は、目黒区立大鳥中学校に進学します。この連携を通じて、地域内での一貫した教育が行われています。

アクセス

学校へのアクセスは、東急電鉄の東横線学芸大学駅から徒歩約20分、目黒線武蔵小山駅からは徒歩約15分です。また、東急バスを利用する場合は、「目黒消防署前」バス停下車後、徒歩約5分で行けます。周辺には複数のバス路線が通っており、交通の便も良好です。

周辺環境

目黒区立不動小学校の周辺には、同じ敷地内に位置する目黒区立不動保育園やネパール大使館、林試の森公園などの施設があります。地域に根ざした教育を支える環境が整っており、自然と触れ合う機会も豊富です。多摩大学目黒高等学校も近隣にあり、地域の教育機関との連携も進められています。

目黒区立不動小学校は、地域のニーズに応えながら、未来を担う子どもたちの成長を支える大切な場所として存在し続けています。

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