相原汰郎

相原 汰郎

概要

相原汰郎（あいはら たろう）は、1995年9月24日に生まれた日本の元ラグビー選手。秋田県出身で、主にプロップとしてプレーした。屈強なフィジカルを活かしたスクラムワークと力強いボールキャリーがプレースタイルの特徴。

経歴

相原汰郎選手は、1995年9月24日に秋田県で生を受けた。地元秋田県のラグビー強豪校である秋田県立男鹿工業高等学校でラグビーを始め、高校選手権などの全国大会を目指す環境で選手としての土台を築いた。

高校卒業後、2014年には関東大学リーグ戦グループに所属する東海大学へ進学。多くのトップリーガーを輩出してきた強豪チームにおいて、プロップとしてさらなる技術と体力の向上に励んだ。大学ラグビーの厳しい環境で鍛錬を積み、卒業後のプロキャリアへと繋げた。

東海大学を卒業した2018年、清水建設ブルーシャークス（現在の清水建設江東ブルーシャークス）に加入し、社会人ラグビー選手としての道を歩み始めた。加入当時の清水建設ブルーシャークスは主にトップイーストリーグで活動しており、プロップとしてセットプレーであるスクラムの要を担うと共に、フィールドプレイヤーとしてもチームに貢献した。プロップは身長182cm、体重110kgという相原選手の体格が存分に活かせるポジションであり、そのパワフルなプレーで存在感を示した。

清水建設で約2シーズンを過ごした後、2020年に同じくトップイーストリーグに所属していたセコムラガッツへ移籍。新たなチームで心機一転、精力的にプレーを続けた。

続く2021年には、よりレベルの高いリーグワンに所属する三菱重工相模原ダイナボアーズへ加入。日本のラグビー最高峰の舞台でプレーする機会を得た。ダイナボアーズでは、リーグワンでの激しい戦いの中で、プロップとして最前線での体を張ったプレーや、突破役としてチームのアタックに貢献した。三菱重工相模原ダイナボアーズでは2021年から2024年5月まで約3年間在籍し、チームのリーグワンにおける活動を支えた。

2024年5月、三菱重工相模原ダイナボアーズからの退団が発表され、プロラグビー選手としてのキャリアに区切りをつけた。これまでの道のりにおいて、相原汰郎選手は各所属チームでスクラムの柱として、また献身的なフィールドプレーヤーとして活躍を見せた。

プロフィール

生年月日：1995年9月24日
出身地：秋田県
ポジション：プロップ（PR）
身長：182cm
体重：110kg

主な所属チーム

2018年 - 2020年：清水建設ブルーシャークス（現・清水建設江東ブルーシャークス）
2020年 - 2021年：セコムラガッツ
2021年 - 2024年5月：三菱重工相模原ダイナボアーズ

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