相馬神社 (札幌市)

相馬神社は、北海道札幌市豊平区平岸に位置する神社で、地域住民に親しまれています。旧社格は無格社です。

歴史

相馬神社の歴史は、明治時代初期に遡ります。

1871年（明治4年）3月：仙台藩領水沢からの入植者が、札幌神社の遥拝所として現在地で祭事を始めました。
1902年（明治35年）1月：福島県相馬郡太田村の相馬太田神社から御分霊を奉遷し、豊平町5番地（現在の豊平6条7丁目、豊平まちづくりセンター）の仮神殿に奉斎しました。
1908年（明治41年）10月27日：神社創立が認可され、公認神社となりました。
1909年（明治42年）11月26日：本殿が落成し、遷座祭が斎行されました。鎮座地は豊平町平岸村47番地です。
1916年（大正5年）8月1日：平岸村山の上437番地、現在の天神山に社殿を移転しました。
1928年（昭和3年）10月9日：昭和天皇の御即位を記念して社殿が造営され、本殿御造営改築遷座祭が斎行されました（旧社殿）。
1953年（昭和28年）2月26日：神社本庁所属の宗教法人を設立しました。
1965年（昭和40年）10月30日：社務所を新築しました。
1976年（昭和51年）3月1日：付近一帯が天神山緑地保全地区に指定されました。
2007年（平成19年）8月25日：創立百周年記念事業として御社殿の改修工事が竣工し、本殿遷座祭が斎行されました（現社殿）。
2008年（平成20年）6月24日：創立百周年記念大祭並びに記念祝賀会が斎行されました。

祭神

相馬神社の祭神は、天之御中主大神（あめのみなかぬしのおおかみ）です。

御神木

境内には、樹齢300年以上と推定されるシバグリの大樹があります。樹の直径は121cm、樹高は10mに達し、1968年8月5日に札幌市の保存樹に指定されました。

所在地・アクセス

所在地：北海道札幌市豊平区平岸
交通手段：札幌市営地下鉄南北線澄川駅から徒歩7分程度

周辺情報

相馬神社の周辺には、平岸天満宮や天神山などの観光スポットがあります。

参考文献

青木由直編著『札幌秘境100選』マップショップ、2006年10月。「73 相馬神社のご神木（豊平区平岸）」ISBN 4-9903282-0-5

外部リンク

* 相馬神社 - 北海道神社庁

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