県立柏の葉公園野球場

県立柏の葉公園野球場の概要

県立柏の葉公園野球場は、千葉県柏市にある柏の葉公園内に位置する野球場です。この施設は千葉県の所有であり、千葉県まちづくり公社によって運営・管理されています。公園全体の魅力とあわせて、多くのスポーツイベントが開催される場となっています。

歴史

柏の葉公園の歴史やその施設の変遷については、柏の葉公園に関する資料を参照することが望ましいですが、野球場自体は2010年4月に開場しました。開場からわずか数ヶ月後の2010年7月19日には、記念すべき試合が行われ、この試合は柏市における初めてのプロ野球開催となりました。試合はイースタン・リーグ公式戦で、ロッテ対巨人の対戦が実現しました。

その後、2011年からは高校野球が頻繁に行われるようになりました。「第93回全国高等学校野球選手権千葉大会」からは、主要球場のひとつとして位置づけられ、他の競技場とともに準々決勝に使用されることもあります。ただし、照明設備がないため、日中の試合に限られています。

2023年7月には、特に雷雨に見舞われた試合もありました。この時は、照明設備が欠如していたため、雨天中断後の試合継続ができず、成り立たない状況となりました。このような事例は、地元大会では初めてのこととなりました。

また、2023年から発足したベイサイドリーグでは、千葉スカイセイラーズが1シーズンで3試合を実施するなど、新たな試みも進められています。

施設概要

この野球場のグラウンド面積は13,800平方メートルで、両翼の長さは98メートル、中堅は122メートルとなっています。内野はクレー舗装、外野は天然芝が使用されています。

収容人員は最大12,000人で、内野席には椅子・ベンチで3,000人、外野には芝生エリアがあります。スコアボードは磁気反転式の得点表示部を備えており、2015年春には電光表示システムに改修されました。ただし先述の通り、照明設備は一切設けられていません。

アクセス

アクセスは非常に便利で、柏の葉キャンパス駅（つくばエクスプレス）から徒歩約20分の距離です。また、いくつかのバス路線が公園に直結しており、「税関研修所」「柏の葉公園北」「東大前」などのバス停で下車できます。さらに、江戸川台駅（東武野田線）や柏駅（JR常磐線・東武野田線）からも短時間でアクセス可能です。

結論

県立柏の葉公園野球場は、地域のスポーツ文化を支え、特に高校野球やプロ野球といった重要な試合が行われる場所として、多岐にわたる需要に応えています。今後もさらなる発展や利用の促進が期待される施設です。

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