眞水徳一

眞水徳一：多彩な才能を持つベテラン声優

眞水徳一(しみずのりかず)さんは、1975年9月23日生まれ、神奈川県出身の男性声優です。東京俳優生活協同組合に所属し、数多くのアニメ、特撮、ナレーションなどで活躍されています。

経歴と才能

CHK声優センター、俳協ボイスアクターズスタジオ第14期生という経歴を持ち、確かな演技力と表現力を培ってきました。その声種は、落ち着いた雰囲気と重厚感を兼ね備えたハイバリトンです。

眞水さんの才能は声優業だけにとどまりません。コピーライティングにも秀でており、第45回宣伝会議賞金賞を受賞しています。言葉の力を見事に操る、表現者としての才能の片鱗がうかがえます。さらに、タイピングの特技も持ち合わせており、声優としての仕事効率を高める上で大きな強みとなっています。

学術的なバックグラウンドも持ち合わせています。日本語学士、日本文学士（古文）の資格は、台詞表現の深みと幅を広げる上で役立っていることでしょう。古典文学への造詣の深さが、演じるキャラクターに奥行きを与えているのかもしれません。

幅広い出演作品

眞水さんの活動範囲は非常に広く、テレビアニメ、劇場版アニメ、特撮、ドラマCD、そしてナレーションと多岐にわたります。

アニメ作品では、『犬夜叉』(2002年)などの作品に参加。脇役として作品世界を彩り豊かに演出する、確かな演技力で多くの視聴者を魅了しています。劇場版アニメでは、『機動戦士ガンダム』(1981年)にも参加し、歴史ある作品に貢献しています。

特撮では、『百獣戦隊ガオレンジャー』(2001年)、『爆竜戦隊アバレンジャー』(2003年)といった人気シリーズに出演。個性的なキャラクターボイスで作品に独特の雰囲気をもたらしています。

ドラマCDでは、『山田太郎ものがたり』に参加するなど、アニメ作品以外の分野でも活躍の場を広げています。

ナレーションでは、その落ち着いた声質と表現力が活かされ、『ニュースプラス1特集』、『ワールドグランプリ2005』、『人気者でいこう！』、『THE LABO』、『科学標本の世界』、『サンキュ!Style』、『動物おもしろビデオショー』、『不便な便利屋』など、幅広いジャンルの番組でナレーションを担当しています。さらに、駅自動放送のナレーションも担当しており、多くの人が日頃から眞水さんの声を耳にしている可能性があります。JR西日本、IRいしかわ鉄道金沢駅、JR東日本（東北地方中心、あしかがフラワーパーク駅）など、地域を問わず活躍の場を広げていることが分かります。2014年11月28日からは『新永楽型放送』にも参加しています。

まとめ

眞水徳一さんは、ハイバリトンボイス、コピーライティングの才能、そして幅広い知識と経験を活かし、声優として、またナレーターとして、多様な分野で活躍を続けるベテラン声優です。今後ますますの活躍が期待されます。

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