真・女神転生 デビルチルドレン 白の書

真・女神転生 デビルチルドレン 白の書

『真・女神転生 デビルチルドレン 白の書』は、2001年にアトラスから発売されたゲームボーイカラー専用ゲームソフトです。前作『真・女神転生 デビルチルドレン 黒の書・赤の書』の数ヶ月後を舞台に、新たな物語が展開されます。

概要

本作は、エリアマップの変更や合体方式など、新規要素に加え前作のシステムも採用しています。また、PS版『黒の書・赤の書』に登場するデビルのグラフィックは、本作のデザインに準拠しています。

ストーリー

物語は、10年前、赤子のマサキとタカハルが同じベッドにいた場面から始まります。キューピットのパクがタカハルにエンゼルチルドレンの力を、インプのハーミルがマサキにデビルチルドレンの力を与えたことが、その後の運命を大きく左右します。10年の時が流れ、天使たちが魔界侵略を開始。マサキとタカハルは、それぞれの立場からこの争いに巻き込まれていきます。

登場人物

主要人物

マサキ / 葛羽 将来（クズハ マサキ）
本作の主人公。陽気で好奇心旺盛な性格。デビルチルドレンでありながら、エンゼルチルドレンの力も備わっています。人間、悪魔、天使の3つの力を持ち、ホシガミを救った「大いなる力」そのものとなります。
クレイ
マサキのパートナー。種族はキマイラ。真面目な性格です。
タカハル / 王城 嵩治（オウギ タカハル）
マサキの親友。冷静で成績優秀。エンゼルチルドレンとして選ばれます。
レイ
タカハルのパートナー。種族はフェニックス。クレイとは仲が悪い。
パク
キューピット。ドジな面があり、タカハルにエンゼルチルドレンの資格を与えた際にトラブルを起こします。
ハーミル
インプ。気が強い性格で、マサキにデビルチルドレンの資格を与えます。面倒見の良い一面も持っています。

魔界関係者

セト
大地の魔界に住むデビル。イシスの弟で、マサキの邪魔をします。
モーロック
大地の魔界に住むデビル。マサキの邪魔をします。
カーリー
風の魔界に住む女バラモン。娘を人質に取られ、マサキと敵対します。
キングフロスト
氷の魔界の支配者。穏和な性格で、マサキに協力しますが、それが原因で捕まってしまいます。

天界関係者

ラグエル
天使たちのリーダー。タカハルを利用して世界を支配しようと企みます。最終的にはジャシンを復活させます。
ナタナエル
元天使。ラグエルのやり方に疑問を持ち、天界を離れました。マサキに悪魔の力を与えます。
ホウオウ
グラスフィールドに住む人物。マサキの力を危惧しています。
フルフル、ムルムル、マルコキアス
クリスタルリングの番人たち。

世界創造関係者

ホシガミ
前作に登場した創造神。ジャシンとの戦いの後、力を3つに分け与えました。
ジャシン
本作の最終ボス。破壊神であり、ラグエルの命によって復活します。

デビル達と天使達

ルシファー、ラハブ、ソウタ、イシス、ウリエル

その他の人物

ショウ、ゼット、セツナ、クール、ミライ、ベール

舞台

地上界
原宿
魔界
大地の魔界
風の魔界
氷の魔界
セントラルランド
ディープホール
天界
グラスフィールド
クリスタルリング
コスモシティ
アルティミア

用語

デビル
天使
大いなる力

システム

パワーユニット
赤外線合体
パートナーチェンジ

変更点

デビルのグラフィック変更
魔界の数が6つから4つに変更
交渉システムの追加
* 合体事故とランクアップの両方が可能に

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